古典的看板,錆の魅力。 2021.02.21 沼袋
2021年2月21日(日)。2週間前の雑司が谷,先週の新井薬師前の散策に続き,今日も散歩がてら中野区内の街並みを撮り歩く。
▼新井薬師前の記事はこちらから(全3回)。
先週の散策で最後に訪れた辺りから,再開する。
9歳で転校するまで通っていた小学校時代,最も親しかった友人は団地(といっても実態は公務員宿舎だったらしい)に住んでいた。よく遊びに行った場所のことを思い出す。これもまた自分の原風景の一つである。
棕櫚の木も,クラシカルな要素。
バス通りに沿う,古い景色。
米店。ここから右折して,沼袋3丁目に入ってゆく。
閑静な住宅街が展開されている。
路地。
古典的な住宅街。
殆ど接道していない住宅もあるようだ。
そしておもむろに現れる店舗。焼肉店「平和苑」である。
その奥の集合住宅も,80年代の匂いがして良い。
飢る噛む!本格派焼肉。
更に沼袋駅方面へと歩いてゆくと,商店の痕跡があった。
周辺の街区に対して明らかに斜交して建設されている一角。ここは「沼袋三丁目分譲住宅」らしい。
空き家も幾つかあるようだが,人の気配がある。
分譲住宅もしくは「団地」という表記もあったのだが,各棟は独立していて意匠もまちまち。あまり類例を見たことのない,不思議な街である。
狭い路地,午後の静寂。
生活は続く。
西武新宿線の踏切を渡り,線路の北側へ。焼鳥・居酒屋店は廃業しているようだったが,横の焼肉店は健在だ。
補色。
POPCORNは,レンタルビデオ店。閉業して久しい様子だった。
人の気配のない裏路地に,割烹の案内看板が建つ。
裏面。
コンクリートブロックの壁。
そしてこれが看板の出ていた割烹・仕出し「魚きく」。元々夜のみの営業のようだが,コロナの影響を受けているのだろうか。この道を後ろ方向に進めば,沼袋駅である。
その2へ続く。
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