8月20日(木)。大分出張の前日。崎で太平洋セメント大分工場跡のEREXのプラントの後は,津久見の太平洋セメント津久見工場を撮影してきた。
anachro-fukurou.hatenablog.com
プラントの北側,堅浦から,湾越しに撮影してみよう。
湿度がかなり高く,工場の背景になる山際の空にはガスが掛かったようになっていて,そこまで黒くない。夏の夜景の難しさである。しかしそれでも画角手前,湾の水面は黒々としていて,良い鏡面となって光芒を形作ってくれている。
まずは向かって左側。公道からはアクセスできない場所を撮っている格好だ。
クレーンがせっせと働いている。
もっといかつい望遠レンズがあれば,さらに拡大してみたかった。
しかしトリミング耐性は高いので,切り出してみる。画角いっぱいにプラントの細線が広がる構図,とても気持ち良い。
続いてはその右側,ちょうど先程まで居た「津久見タワー」とその周辺である。
巨大なプラントが,海岸線にへばりついている。
タワーの「マンション部分」は,湾側に階段があったようだ。
さらに向かって右側。積まれた細砂。
どこを切り取っても面白い被写体なのだが,それを面白くしてくれているのが,水面の光芒である。
ナトリウムランプに照らされた一角は,異質の存在感。
「夜の街」。
湾越しのアングルにしてはやや距離があるので,構図には限りがあった。とはいえ十分,楽しめた。時刻は既に23時半前。1時間ほどのドライブで大在に移動し,夕方の津久見市街から続く撮影を終えよう。
大在工場夜景へ続く。
▼関連記事はこちらから。
▼ 宜しければクリックのご協力をお願い致します。