羽越本線・午前の撮影を終え,小休憩。笹川流れの海岸を歩く。何度訪れても美しい海岸線の巨岩は,淡い陽光により不思議な色彩に染め上げられており,強風に靡く綿雲と相俟って絶妙にフォトジェニックだった。
越後寒川~今川,笹川流れの「第2俯瞰」にて,3つの絶景アングルを網羅する。冬らしい青緑色の日本海と白い砂浜に,古参の気動車が映える。
鼠ヶ関発の下り223Dを,小岩川~あつみ温泉の定番撮影地で撮る。閑寂の日本海を背に,青のキハ40が駆けてゆく。
温海温泉・萬国屋をチェックアウトし,向かうは4連・822Dの撮影。五十川~あつみ温泉の立岩バックの撮影地へ。通過後,この822Dの「バカ停」の間に南下。越後寒川~今川,脇川付近のサイド構図で再び迎え撃つ。
色の帯。2020.01.11 羽越本線 越後寒川駅 その7から続く。当初の予定には無かったのだが,830Dのバルブ撮影を試みたくなったので,今川の海を後にして,一駅北にあたる越後寒川駅へと車を進めた。空と海を眺めすぎたため,勝木まで移動すると830Dとすれ違っ…
濃紺,積層。2020.01.11 羽越本線 今川駅付近 829Dの撮影( その6)の後は,日没前後の日本海と西の空を眺めた。愛すべきこの表情豊かな海は,肉眼は勿論,ファインダー越しに見るのにも大変良いものである。雰囲気はさながらTALISKERの外箱だ。 強風により…
嵐の後,主役が来る。2020.01.11 羽越本線 今川~桑川 ■828D:笹川海水浴場,嵐の去りし後。 その5より。本日残すは828Dと829Dの2本。これらを,今川~越後寒川の俯瞰撮影地と,今川駅付近の側面構図で仕留める,予定だった。しかし三面川橋梁からの北上中…
嵐の前触れ。2020.01.11 羽越本線 村上~間島 ■827D:間島俯瞰,「最高の曇天」。 その4から旅程は続く。村上~間島の俯瞰の探訪は,実に6年半ぶりである。予めストリートビューで見繕った上り線のポータル付近の空き地に車を停め,幽かな記憶を頼りに北側…
青緑色の海を横目に。 2020.01.11 羽越本線 府屋~勝木 ■824D,825D:勝木~府屋,太陽に弄ばれる。 その3に続き,824Dと4連の825Dを,勝木~府屋の定番撮影地,国道7号線のオーバークロス付近で狙う。この列車たちは勝木と越後寒川の間で離合するので,…
暖かな冬の朝。2020.01.11 羽越本線 小岩川~あつみ温泉 ■220D:羽前水沢~三瀬・矢引の撮影地にて。 惜別乗車を終え,往路の乗車券を記念で貰い,駅ナカのNEWDAYSで少々買い物をしてから駅レンタカーへ。8時前だが貸出の対応をしてくれた。自身初のスウィ…