梟の島

-追想の為の記録-

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

塩山小旅行(3):冬晴れの向嶽寺に一人。

2019年12月25日。恵林寺を再訪し,塩山駅までの帰途で,臨済宗の本山の一つ,向嶽寺に立ち寄る。美しく整えられた境内に一人で居る寂しさとはミスマッチの,鮮やかな青空の下。重要文化財の中門,独特なシルエットの仏殿兼開山堂を見て回る。

塩山小旅行(2):冬の恵林寺,庫裏と方丈と庭園と。

2019年12月25日。14年ぶりの不思議な縁で,またもやクリスマスに,恵林寺を再訪。その1では国指定重要文化財の四脚門,県指定文化財の三門,開山堂について綴った。本記事では庫裏と方丈,庭園の様子を紹介する。

塩山小旅行(1):クリスマスの朝に恵林寺へ。

2019年12月25日。14年ぶりの不思議な縁で,またもやクリスマスに,山梨市に行く予定ができた。集合時間が遅めだったので,早めの列車で東京を発ち,仕事前の1時間半で強引に観光をする。塩山でレンタサイクルを調達し,4月の山梨観桜旅行で訪れられなかっ…

山梨観桜旅行(6):韮崎・わに塚の一本桜。

2019年4月8日(月)。北杜市の実相寺の後は,韮崎・わに塚の一本桜を見る。樹齢300年越えのエドヒガンザクラの巨木。遠くからもはっきりとそれと分かるその立ち姿は,厳かで威圧的にすら感じられるほど立派だった。甲府に戻り,舞鶴城公園の夜桜で記念日の…

山梨観桜旅行(5):北杜市・実相寺,神代桜と「子桜」たち。

2019年4月8日(月)。甲府城跡・舞鶴城公園と長禅寺を散策した後,北杜市の実相寺で神代桜と各地の桜の名木の「子桜」を観る。樹齢2千年の生命力と,桜の「オールスター」が揃った絶景。定番の名所の絵力に圧倒された。

山梨観桜旅行(4):甲府城跡の桜と長禅寺と。

2019年4月8日(月)。下部温泉・裕貴屋を発ち,甲府城跡・舞鶴城公園で桜を満喫。すっきりとした晴天に恵まれた。平日の午前中ということもあり,落ち着いた雰囲気で散策することができた。続いてレンタカーを調達して,甲府五山・長禅寺へ。五重塔,三重…

山梨観桜旅行(3):下部温泉,木造3階建の文化財旅館・裕貴屋。

2019年4月7日(日),身延山久遠寺を見て回るも,境内の建造物のサイズに圧倒された。身延駅から送迎のロールスロイスに乗り北上し,下部温泉,大市館 裕貴屋で1泊。昭和初期に建てられた登録有形文化財の木造3階建旅館は,見て良し,食べて・飲んで良し…

山梨観桜旅行(2):塩山・慈雲寺,満開のイトザクラ。

2019年4月7日(日),大善寺を後にして,健脚コースを自転車で走り,塩山の慈雲寺へ。樹齢300年を超える枝垂れ桜「イトザクラ」は,今まさに満開であった。咲き誇る姿に,その生命力のようなものを,頭で理解するよりも強く感じた。予想外の感覚だった。

山梨観桜旅行(1):勝沼・大善寺,国宝本堂と桜と。

2019年4月7日(日),桜の好きなヨメ氏と2人で,山梨県へ観桜旅行へ出掛けた。まずは勝沼ぶどう郷でレンタサイクルを調達し,「ぶどう寺」こと大善寺へ。方形の檜皮葺屋根の純和様本堂は国宝。境内の東側の斜面に植えられた桜は満開だった。

看板建築の街・石岡は,夕方が美しかった。

出張のついでに,石岡の看板建築を見て回った。石岡は1929年に大火に見舞われ,甚大な被害を受けたが,その後の復興として看板建築が建てられた。その1930年頃の建造物が街道沿いに今も残っている。「中町商店街」と,その一本東側の道を歩いた。

和田岬線の朝(3):スカイブルーの103系に愛を込めて。

川崎重工付近の踏切で,朝の三本目の列車がやって来た。定番の編成写真だが,最高の光線状態で103系を撮影できたのが実に嬉しかった。折り返し列車は,川崎重工の門の近くから撮影。4往復目は2号線の北側の踏切にて,最高の撮影となった。名残惜しく後ろ髪…

和田岬線の朝(2):103系,色濃い朝陽に照らされて。

一番列車は和田岬駅に到着。停車時間は短い。次なる客を迎えに,兵庫駅に帰らなければならないのだ。兵庫駅側の踏切に先回りして撮影する。二番列車の往復は兵庫運河を渡るところを材木橋から,そして川崎重工付近の踏切から後追いで撮影する。鋼鉄車の質感…

和田岬線の朝(1):一番列車,103系の「正面ギラリ」。

サンライズ出雲・瀬戸で東京を発ち姫路へ。大阪出張の前に,和田岬線の朝の列車の撮影を遂行する。曇天の予報だったが,7時前に,予想外の浅い朝陽が差し込んできた。そして一番列車103系が遠くに姿を現し,正面から強烈な陽光を浴びながら和田岬駅にやって…

ワニの死と桜の叙情的叙景詩,春と日常への想い。

冬の透徹した空気が濁り,人々が浮足立ち,非日常的に騒がしくなる。離別や変化が多く,心が追い付いてゆかない。そんな春という季節が苦手だった。そんな自分が「100日後に死ぬワニ」の桜に,己がこれまで見落としていた叙情的叙景詩を見出した。深く考察。

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