梟の島

-追想の為の記録-

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

盛夏の五能線撮影(7):夕空と海を背に,能代平野をゆくキハ40。

2018年8月7日(火),五能線初日。325Dは最後の撮影である。東八森~八森の撮影地へと移動。時間との勝負ではあったが,何とか間に合った。太陽の輪郭がほぼ溶けてしまった夕空と日本海を背に,能代平野をのんびりと走るキハ40の姿を,記録と記憶に留める…

盛夏の五能線撮影(6):大間越海岸,目を疑う絶景とキハ40。

2018年8月7日(火),五能線撮影の初日,ハタハタ館での休憩の後,再び大間越海岸で,本日のクライマックスともいうべき撮影。身を削ってアプローチし,岩に立つ。空も木も岩も海も,そしてキハ40も,目を疑うような,絵のような色に染まっていた。

盛夏の五能線撮影(5):十二湖~大間越,タラコを「追っ掛け」。

2018年8月7日(火),五能線撮影の初日,十二湖のガンガラ穴の岩場から336Dを撮影。夏休みらしい絵を得た。すぐに車に飛び乗り,追っ掛け・先回り。大間越~岩館の絶景区間を,ドライブインからの有名構図で待ち構える。1本で2度以上美味しい撮影を楽し…

盛夏の五能線撮影(4):あきた白神~岩館,トップライトの下。

2018年8月7日(火),五能線撮影の初日も正午を過ぎた頃,あきた白神~岩館の撮影地で,岩館折り返しの223D・224Dを撮影する。危うく撮影地へのアクセスをミスする寸前だったが,直前に気付いて事なきを得た。五能線・岩館側の夏模様を,記録と記憶に強く…

盛夏の五能線撮影(3):十二湖・森山,賽の河原にて。

2018年8月7日(火),千畳敷の俯瞰撮影地を後にして,十二湖~陸奥岩崎のガンガラ穴,賽の河原の撮影地へ一気に移動した。植物という生命が,死を意識せざるを得ない景色の中で,ひときわ強くその緑色を主張している。それゆえに,屋根の落ちた祠の佇まい…

盛夏の五能線撮影(2):千畳敷のビビッドな朝。

2018年8月7日(火),旅は4日目,五能線撮影は初日。千畳敷の岩盤質の海岸で朝食のパンを頂く。風合瀬~驫木で快速列車を撮影した後,再び千畳敷の展望台に戻り,駅に停まる列車を俯瞰撮影。タラコのキハ40と,濃青の海,清澄な朝の一幕。

盛夏の五能線撮影(1):鳴沢,大戸瀬の涼やかな朝。

2018年8月7日(火)。博論最終版提出直後の旅立ち。下北・津軽半島を3日かけて周遊し,この日からは五能線の撮影だ。前泊地の十三湖から移動し,鰺ケ沢~鳴沢の有名撮影地,そして大戸瀬~千畳敷の田野沢陸橋で,久々の鉄道撮影を開始。夏の朝の大きな景…

東中野・純喫茶ルーブル,2020年3月訪問。

定期圏内の純喫茶はだいたいマークしており,気になっている所は近々訪れようと決めていた。コロナ禍が本格化する直前の3月15日,ふと思い立って東中野のルーブルへ。日曜の16時台。席は6~7割は埋まっていた。ウィンナーコーヒーは味が強めで美味だった。

StayHome期間に,自宅で撮った写真たち。

Twitter(@anachro_fukurou。是非フォローをお願いします) で時折紹介していたが,窓の外の景色を中心に,4月からの在宅期間に撮影した写真をこのブログでも纏めてゆこう。

Pro Invitational iRacing Seriesを経て,NASCARが復活!

NASCARが,10週間のブランクを経て復活した。その過程のシミュレーション,“Pro Invitational iRacing Series”の迅速な試みは,視聴者を全く飽きさせることないどころか,コロナ禍の人々に力を与えた。その一部を紹介。

根岸工場夜景:本牧山頂公園より,JXTG根岸製油所を望む。

2015年3月27日(金)。根岸駅徒歩圏内の工場夜景撮影スポット,「本牧山頂公園」内の「本牧荒井の丘」から,JXTG根岸製油所のプラントを眺める。怪しげな緑の発光体は,非日常的で妖艶で,素晴らしい被写体である。プラントとの距離はあるが,工場夜景独特…

川崎工場夜景:千鳥町駅の貨物ヤードにて。

2018年9月16日(土)。1年半ぶりの川崎工場夜景。浮島町の末広町駅貨物ヤードからバスで千鳥町へ移動。千鳥町駅の貨物ヤードにて,日本触媒のプラントを撮影する。もはや見飽きたと言っても良い構図だが,「定番」には不思議な中毒性がある。これが普遍的…

川崎工場夜景:浮島町・末広町駅の貨物ヤードにて。

2018年9月16日(土)。1年半ぶりの川崎工場夜景。臨港バス「浮島町交番前」バス停で下車,浮島町の末広町駅貨物ヤードの夕景・夜景を撮影。夏の夜は雲が多く,空があまり黒くならなかったが,それでも柵の向こうの異世界は妖艶で美しかった。

晩秋の只見線(2):宵闇迫る鉄路,秋にさようなら。

2018年11月11日(日)。野沢~上野尻で磐越西線の撮影を終え,会津若松への帰路,藤大橋でスナップショットを撮る。そして,会津柳津~会津坂本の第一八坂野踏切で,430Dを撮影。これにて全撮影を終了し,無事に帰京。晩秋の会津にて,良い記録・記憶を得る…

晩秋の磐越西線(6):野沢~上野尻,郷愁とススキとキハ40と。

2018年11月11日(日)。只見線から再び磐越西線に戻ってきた。233Dは野沢~上野尻の撮影地,野沢駅近くの国道のオーバークロスから,ススキに線路脇を飾られた郷愁あふれるストレートで仕留める。15時20分だが,もう黄昏時のような空気感だった。

晩秋の只見線(1):絶景,第一只見川橋梁の紅葉。

2018年11月11日(日)。磐越西線・野沢~尾登の撮影から転戦し,只見線の定番スポット,会津桧原~会津西方の第一只見川橋梁の俯瞰撮影地へ向かった。終始曇天だったこの旅程で,ついに太陽が味方した。紅葉はまさにピーク。絶景の大舞台を,東北色の3連が…

晩秋の磐越西線(5):尾登駅付近でロケハン,黄色の舞台にて。

2018年11月11日(日)。五十島~三川の阿賀野川御前橋梁から,尾登駅付近まで232Dを追っ掛け。余裕をもって先回りし,久々のロケハンを行い,オリジナルアングルで再び迎え撃つ。野沢~尾登,昼下がりの陽光に染められた黄色の舞台を,キハ40がのんびり駆け…

晩秋の磐越西線(4):キハ40,阿賀野川御前橋梁を渡る。

2018年11月11日(日)。五十島~三川の阿賀野川御前橋梁で,232Dを迎える。横アングルと正面アングルの二手に分かれての撮影。晩秋らしい暖色の,額縁のような舞台の中を,新潟色のキハ40が2連でのんびり走ってゆく。

晩秋の磐越西線(3):大巻橋梁,黄葉とキハ40と。

2018年11月11日(日)。舞台は黄葉のピークを迎えた磐越西線。徳沢~豊実の定番撮影地,大巻橋梁を,線路とは対岸にあたる459号線沿いの駐車場から望む。練習列車のキハ110,そして本命のキハ40を撮影。咄嗟に追い掛け,豊実駅そばの船渡大橋で,渓流の彼方…

晩秋の磐越西線(2):キハ40,清秋の朝をゆく。

2018年11月11日(日)。出発は出遅れたが,尾登~荻野の利田踏切と,山都~荻野の大谷川橋梁のサイドアングルで,紅葉・黄葉真っ盛りの磐越西線を撮る。今日も今日とて曇天だが,晩秋の渓谷のしっとりとした朝を,PENTAXらしい発色の写真に収めることができ…

晩秋の磐越西線(1):徳沢橋梁と,当麻橋梁と,キハ40。

2018年11月10日(土)。週末の1泊2日で,磐越西線の撮影へ向かった。昼の上り232Dを,黄葉真っ盛りの徳沢橋梁で捉える。只見線への転戦はまさかの失敗に終わったが,夕刻の233Dは日出谷~鹿瀬の当麻橋梁でぎりぎり撮影成功。かのせ温泉赤崎荘に入浴し,若…

日立セメント太平田鉱山(6):さらば国内最後の鉱石専用索道。

2019年3月。助川市民の森と,荷下ろし場にて,日立セメント太平田鉱山の索道,最後の勇姿の見納めである。自分にとって廃墟や産業遺産とはどのような意味を持つ存在/被写体なのか,改めて考えさせらる一日となった。

日立セメント太平田鉱山(5):太平洋を背にゆく石灰石。

2019年3月。日立セメント太平田鉱山の索道へ。助川市民の森の見晴らし台からは,春の太平洋を背に点景のバケットがのんびり泳いでゆく様子が見えた。その後,花粉に苦しめられながらも索道の中継地点に戻り,年季の入った設備を撮る。

日立セメント太平田鉱山(4):助川山市民の森から索道を見る。

2019年3月。操業停止間近の日立セメント太平田鉱山の索道へ。助川市民の森の駐車場に車を停め,歩くこと15分。谷底から上って来る搬器がずらりと並ぶ,壮観のアングルに到着した。昼休憩に入り索道が一時停止すると,突如として静寂が訪れた。

日立セメント太平田鉱山(3):廃止直前の索道を追って。

2019年3月。日立セメント太平田鉱山の索道,最後の勇姿を撮る。バケットは積込場を出発し,急坂を登る。近くの獣道からアングルを探すと,遠方の貯鉱場のベルトコンベアー,積込場を背景に見つつ,操業中のバケットを眼前に捉えることが出来た。

日立セメント太平田鉱山(2):在りし日の石灰石積込場。

2019年3月。月末で操業を終える日立セメント太平田鉱山の索道を撮る。石灰石がバケットに轟音を立てて放り込まれる,積込場の最後の勇姿。いつまでも見続けていられるような,不思議な中毒性のある被写体だった。

日立セメント太平田鉱山(1):貯鉱場に輝く石灰石。

2019年3月。今月末で操業を終える日立セメント太平田鉱山の索道を見る日帰り旅行へ。水戸駅でレンタカーを調達し,まずは索道の川上にあたる太平田鉱山の貯鉱場へ。ザ・産業の美しい絵の中で,「採れたて」の石灰石が白く輝いていた。

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