木造3階建。 2022.09.11 だんごや
9月10日(土),富山地鉄駅舎巡歴の旅。音沢から浜加積まで,殆どの駅を巡り,日没を迎えた。
▼その1はこちらから。
anachro-fukurou.hatenablog.com
浜加積から車を走らせる。コンビニと酒屋に寄り,本日の宿へと向かった。
投宿。旅館だんごやにお世話になる。
おはぎのおもてなし。
階段室のすぐ奥の2階の部屋を使わせていただけるようだ。
この日の宿泊客は我々のみという事で,お言葉に甘え,先にお風呂を頂いた。
一階で夕餉。女将さんお手製の梅酒を食前酒に頂く。とても綺麗な料理で,贅沢な気分を味わう。
そして極めつけは名物のそうめん。めんつゆではなく出汁で頂く逸品は,晩夏の非日常の〆には嬉しい涼やかな味だった。
写真こそ撮らなかったが,水回りがとても洒落ていて綺麗だった。とてもとても丁寧に管理されている印象だった。
朝食。
朝の散歩。初めてきちんと外観を拝む。
隣には大岩館,こちらも木造3層の建物である。
さらに木造3層。想像以上の大観光地である。
廃業された旅館もあった。
日曜の朝,散策しているのは我々のみ。
大岩山 日石寺(にっせきじ)へ。大岩不動の名でも知られる。三門は町指定。
阿覚窟。
ここは滝行で有名。
RC造の本堂。
愛染堂。
蝉が鳴いている。
夫婦岩。
緑の岩壁。
森の中をゆく。
三重塔,こちらも町指定。
予算の都合上,壁が無いという。筆者にとっては専門領域なので驚きはあまりないが,塔の骨組を見ることが出来たら,きっと面白いと感じられるのではないだろうか。
境内をぐるりと一周したころ,強烈な腹痛に見舞われ,慌ててトイレへ駆け込んだ記憶…。
戻って来た。
玄関の雰囲気。
2階への階段。
朝の光が降り注ぐ。
2階の廊下をぐるっと回りながら,室内を見学させてもらう。
建具は新調されているが,それがまたとても綺麗だ。
3階。
崖地に建っているため,外を通る道と3階がほぼ同じ高さになる。
一等室。
棹縁天井に,襖は葦だろうか?
奥は格天井。これは凄い部屋だ…。
贅沢な空間。
こちらに泊まりたい方は,予約の際に相談してみると良いだろう。
二間続きの部屋,こちらも棹縁天井。
付書院の朝。
中廊下。
いやはや,3階までこれだけ綺麗だとは,驚いた。
3階の部屋に戻り,身支度をして出発である。土産にそうめんを購入した。女将さんがとても優しく人柄の良い方で,それにもとても癒された。
脇の道を回る。
最後に南面を眺め,駐車場に向かう。
既に陽射が強い。どうやら暑い一日になりそうだ。
駅舎巡歴その14に続く。
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