梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

早春の飯能散策(4):飯能河原周辺,感傷的な夕景。

飯能河原。 2022.03.12 飯能

 


3月12日(土)。昼過ぎに出発して,埼玉県・飯能を散策。南裏通り,南銀座,柳町,飯能銀座,飯能大通り商店街,旧花街の一帯を歩いてきた。

▼その1はこちらから。

anachro-fukurou.hatenablog.com

いよいよ日没が迫って来たので,本日最後の目的地,飯能河原へと向かった。

 

あなたを想う帰り道。

 

県道を渡ると,飯能河原が見えた。BBQ客の声が風に乗って聴こえてきた。

 

飯能市中央公民館。崖地に建つマッシヴな建物,なかなか格好良かった。

 

先程のおばあさんと道が全く同じだったので,距離を保ちながら歩いて行った。

 

河原の北岸の道をゆく。

 

飯能河原水天宮。

 

かつて何らかのオフィスだったような建物もあった。

 

橋本屋。既にこの時間,シャッターは下りていた。

 

坂道に建つ緑深き物件。

 

急坂と酒。

 

さらに西へ進む。

 

崖地の下にへばりつくように建ち並ぶ家屋。地元の方とその親戚が外で会話をしていた。「良いカメラだなぁ~」などと言われると,「いえいえ」「趣味ですけどね」「えへへ」くらいしか返すことが出来ない。

 

解体中の家屋の裏を見るに,わりとラフな石垣が積まれているらしい。

 

川沿いの道を登り切り,28号線から入間川を見下ろす。

 

看板としては「骨董店」だった。

 

岩根橋。

 

角に立つ骨董店は,橋から見下ろすと崖の下から生えていた。

 

水の流れはあまり見えなかった。

 

このくらいの高さの視点で輝く世界を見ながら,手を引かれ歩いた,遠い日への憧憬。

 

何だか感傷的にならずには居られなかった。

 

小さくて細かい葉が,幼い頃から好きだった。植物なのに木の精巧なミニチュアのように思えて,どういう訳か非常にワクワクした。人参の葉やパセリの葉も大好きだった。

 

思い返せば小学校低学年時代,錆色は生活のすぐ近くにあった。

 

「通学路」という言葉も,いつしか自分のためのものではなくなってしまった。

 

路地に数輪の梅が咲く。

 

大きな木材店。

 

飯能河原の周辺で見た景色は,どれも優しすぎた。

 

せめて夕方だけでも美しくあってくれ,そんな願いは想像を遥かに超える形で叶ったのだった。

 

その5(終)へ続く。

 

 

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