梟の島 -叙情的叙景詩-

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東伊豆町散策(3):伊豆北川・魅惑の階段を下り,海へ。

楽園。 2022.06.04 伊豆北川

 


6月4日(土)。Twitterの相互フォロワーさんと東伊豆町へ。伊豆北川駅で下車し,坂と階段の多い集落を散策している。

▼その1はこちらから。

anachro-fukurou.hatenablog.com

国道135号線を再び潜り,海を目指して階段を下ってゆく。

 

国道の真下で,来た道を振り返り階段を見上げる。そのまま石垣が立ち上ってゆく様はなかなか壮観であった。

 

そして国道を潜ると,眼前には色々な階段が複雑に錯綜していた。

最も左手前に見えている階段はそのまま国道へと登るもの,左上と中ほどの上り階段は私邸へと繋がり,メインの道は右下の下り階段である。

 

振り返る。

 

坂を下るとすぐに,海が見えた…。

 

かつてはきっと左側にも家があり,そこへと道が伸びていたのだろう。現在その路面は少し先で藪に呑まれて消えていた。

 

あちらにもこちらにも,色とりどりの花が咲いている。楽園のような景色に,思わず声が漏れた。

 

南国の色調。PENTAXは赤の表現が苦手だが,この際そんなことはどうでもいい。とにかくこの三叉路には色が溢れかえっていた。

 

一度は薄雲が掛かっていたが,すぐに晴れ,あらゆる色が鮮やかに目を刺戟した。

 

そしてこの階段状の水路からは,絶えずその流音が聞こえているのだ。

 

30年以上生きてきた中で構成された「6月」という概念が,この景色ひとつにより更新された。そのくらいの衝撃があった。

 

手摺が銀ではなく白なのも,地味ながら確実に一役買っていた。

 

盛夏や真冬にも来てみたい,そんな場所だ。

 

階段をゆっくり下りてゆくと,脇道があった。

 

色彩。

 

船が泳いでゆく。

 

想像よりも早く,標高が下がってゆく。

 

いよいよ海が近付いてきた。

 

視界から緑が無くなると,灰褐色のトーンの機微に目が行った。

 

ここに理容店があるとは,振り返ってみてとても驚いた。

 

2列の階段。

 

網の中では魚が干されていた。

 

そしてついに階段を下り切った。

 

眼前には太平洋。

 

猫と船。

 

一本南側の階段は,個人宅に繋がるのみであった。

 

あまり磯の香りのしない,澄んだ海である。

 

イソガニとフナムシが沢山棲んでいた。

 

広々とした空間。

 

子猫,子猫,親猫,子猫!ひょっこりと顔を出した。

 

ちいさくて可愛かった…。

 

商店で水と非常食のメロンパンを買った。小一時間の散策の予定が,気付けば13時を回っていた。伊豆北川,とんでもない「沼」である…。

 

その4に続く。

 

 

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