(珍客を迎える巨体。)
某日の夕方。某県の某鉱山跡の廃墟へ。
アクセスルートは定かではなかったのだが,空撮等で概ね理解は出来ていた。車を近くの空き地に停め, 藪漕ぎをすると,狙い通りに遺構にアクセスすることが出来た。
一部の柱脚は岩盤に乗っている。伝統木造建築でいうところの懸造のようだ。
四角錐・三角錐の要素は見当たらなかったが,ホッパーなのだろうか。
季節柄か,遺構内部は比較的乾燥していた。
どのように施工したのだろうか。
ここから鉱石が注ぎ込まれていたのだろうか,判然としない。往時の姿は今一つ見えて来ない。
静かに朽ちてゆく。
崖にへばりつく。
その2へ続く。
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