梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

羽越本線沿線散策(9):夕刻の今川駅前を歩く。

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晩秋の海。 2021.11.03 村上市今川

 


11月3日(水祝)。急遽決まった酒田出張の前日,羽越本線沿線の集落を巡る。早朝は寝屋と鵜泊の集落を歩き,その後は鶴岡で車を調達。沿岸の集落を順に巡り,ついに鼠ヶ関を越えて新潟県に戻り,心の故郷・脇川への「帰省」を果たした。

▼その1はこちらから。

anachro-fukurou.hatenablog.com

脇川を発ち,今川の集落へと向かった。

 

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民宿。

 

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時刻はまもなく16時。脇川では鮮烈だった陽光も,力を失いつつある。

 

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夕刻,日本海側の集落。強烈なノスタルジーの乗算である。

 

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路地の向こうは日本海

 

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祖父母と母親と幼い子供,三世代が集っていた。安寧の記憶が形成されてゆく,尊い瞬間である。

 

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キリスト看板と,NGなやつ。

 

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「東京毛髪センター」は初めて聞いた。

 

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良いカーブに,良い家だ。

 

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弱りゆく夕陽を受け,街は穏やかな空気に包まれる。

 

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今川駅前。ぼうっとしていると通り過ぎてしまいそうだ。

 

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345号線に出る。

 

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海岸沿いの道は行き止まりのようだが,少しだけ覗いてみる。

 

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舟と共に生きる。

 

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袋小路はほぼ完全に私有地のようなので,バイパスから遠巻きに眺めた。

 

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この時間に街を歩いていて感じるのは,「家に帰る時間」という空気感である。小学生の頃に過ごした場所とは似ても似つかぬ景色なのだが,この光の色,この空気感があれば,いつだってあの頃に戻ったような気分になる。

 

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今川海水浴場。

 

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黒い海。所謂「エンジェルラダー」が見えている。

 

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蠢く海面。

 

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ちぎれ雲が流れ,一日が終わってゆく。

 

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旅先での夕刻の撮影は,一瞬を逃さぬようにすべく,緊張と高揚感に包まれやすい。しかし感性は,この時間の寂寥に支配されたがっている。撮影に比重を置き過ぎないように,瞬きをするくらいの感覚でシャッターを切り,それ以外の時間は景色に心を解き放つ。

 

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いつだって,太陽が力を失いゆく時間は切ないものである。

 

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今川キャンプ場のあたりから,北側の海と岩山を眺める。

 

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海風が吹きつける。少し寒くなってきた。

 

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キャンプ場の裏から,線路の向こうの畑へと伸びる小道。ここも鉄道撮影地として,2020年1月の撮影で夕刻に訪れた場所である。2年も経っていないのに,とても懐かしく感じた。高圧電線に接触しないよう,道路の側に向けて架線柱が建てられているのは少し珍しいように感じた。

さて,いよいよ日没が近い。板貝,笹川の集落へと移動しよう。

 

その10へ続く。

 

 

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