野趣に富む。 2022.07.09 名越切通
7月9日(土)。1ヶ月ぶりのTwitterオフ会は総勢3名で,横須賀線沿線の散策へ。まずは鎌倉駅東口から名越切通へ向かう道中,旧街道沿いの米店・酒屋にお邪魔し,住宅街を逍遥した。
▼その1はこちらから。
anachro-fukurou.hatenablog.com
横須賀線の踏切を超えると大町5丁目である。
板壁美し。
水路沿いの街。
木製電柱,この日は随所で出会う事になる。
侵食。
ここが名越切通の入口,急坂がお出迎えだ。
野生のリスがちょこまかと,ガードレールや屋根の上を走り回り,木の上で鳴いていた。
坂を上ると人家の姿が無くなり,眼下に横須賀線の架線が見えるのみとなる。
人が到達できない場所がすぐそばにある。想像よりも「限界」感があって良い。
列車の姿も殆ど見えず。
もう少し遊歩道チックなものを想像していたのだが,いきなり雑草に身体を擦られることになり,嬉しい誤算だ。
石仏が見守る。
まるでこの切通の守衛のような大木があった。
生命力。
その木の足元をすり抜けるように,階段が先へと続いてゆく。
鬱然。
植生はシダが中心。
極相林のような雰囲気。
かつては道が抜けていたらしいのだが,完全に失われている。
2本の針葉樹の間を抜ける。
雨の日など歩けたものではないだろう。
頂を越えると道幅が広がり,いくらか歩きやすくなった。
脇道に入ってみたが,建物の正体は分からず。切通しを完全に抜けた後,これが地主のものと思しき豪邸であることを遠望して知り,驚嘆したのだった。
それなりに標高差がある。
根の壁。
切通らしい景色。
ここから間もなく,逗子側の入口に到着。想像以上に野趣に富んだ,魅力的な道だった。
その3に続く。
▼関連記事はこちらから。
▼ 宜しければクリックのご協力をお願い致します。