8月21日は,中津市街を散策した後,県を跨ぎ苅田へ移動。橙に染まる空を背に,工場夕景を撮影してきた。
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苅田の「工場夜景のラスボス」,三菱マテリアル九州工場のプラントを中心に,被写体とアングルの数は十分だ。日が沈み,空は明度を下げ,いよいよ夜景のはじまりである。
まずは対岸から望むスポットへ。空は未だ黒というよりは,鼠色に近い紺色。風が強く,海面は波立っている。
夜景のはじまり,工場は緑に発光する。
奥にはラスボスが見えているのだが,やはり元気が無いようだ。
ディテールの情報量の多さは魅力的だ。風が強いので,微ブレを防ぐのが難しい。
大きなマスと対照的で,華奢な筈はないのだが,トラスが随分と繊細に見える。画角内の線の多さという点において,工場夜景に勝る被写体は無いのではなかろうか。
少し距離はあるが,北東方向のプラントも撮れる。
工業港の夜。
このサイバー感。
気付けば空はすっかり黒くなり,工場の保安灯は緑から白に変化してきた。
場所を移動。ラスボスを正面がちに拝むアングル。やはり暗い…。
灯りが点っていれば,縦のアングルも理想的なのだが,夏の夜景で暗いプラントを撮影するのは難しい。
立入禁止エリアが無ければ,もっと寄れるのだが…。
タンク軍団。
さらに移動して,正面からラスボス5兄弟を望む。「4男」だけが存在感を放っていた。
全点灯した姿を,立入禁止の沿岸部から眺めてみたいものだが…手前側のシルエットも,これはこれで良いアクセントだ。
その3へ続く。
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