梟の島

-追想の為の記録-

勝浦・鵜原散策(1):朝市と漁港,正月の風景。

漁港の朝。 2023.1.3 勝浦

 


1月3日(火祝)。青春18きっぷの2・3回目を二人で使い,勝浦へ向かった。前回の行川~小湊散策から,わずか中3週間強での外房行きである。

3が日に遠出した記憶も殆ど無いので,何だか新鮮である。

 

片道3時間強,9時前に勝浦駅に到着した。

 

駅前を東へ。

 

駅入口の交差点。

 

一気に歩き,漁港へ。

 

また後でゆっくり撮ろうか。

 

チュウサギ・コサギ,仲良く朝食。

 

水の流れがあり,魚がよく集まる場所なのだろう。

 

朝市へ。

 

ちらほらと店が出ている。観光客の姿も少なくない。宿泊客や,朝から車で来た方も居るようだ。

 

遠見岬神社。雛祭りで有名な階段だ。

 

朝市の一本道を歩く。

 

突き当たり。

 

こちらの道もまた後でゆっくり歩こう。

 

朝食は「朝市新鮮広場 うおすい」へ。

 

海鮮丼。2人でネタを半分ずつ分けて食べる。いやはや,美味であった。

 

メザシ。

 

漁港らしさ。

 

南房総・勝浦漁港。

 

再び漁港内へ。

関係者以外の立入は,車で無ければ差し支えないようだ。釣り人の車は中に何台も停まっていたが,暗黙の了解,なのだろうか…。

 

港内,海が青い。

 

紅白の漁船が並ぶ。

 

港に座り,澄んだ海を見下ろしながら,朝市で妻が調達してきたわらび餅を食べた。とても冷たかった。

 

風に大漁旗が靡く。

 

奥まで立ち入るのは少々躊躇われたが,漁師の方がいらっしゃったので,お話を訊くべくお邪魔してみると,快く撮影を許可していただいた。やはり出先の魅力と記憶は,人に話し掛けてこそ膨らむというものである。

 

正月飾りが船に立つ。

現代においてもやはり仕来りがきちんとしているようで,このような行事も必須なのだと。逆に飾りのない船は,その御家庭が喪中であることを意味するということになる。

 

松の内ならではの光景。3が日という事実と独特の空気が,それをより一層非日常的なものに感じさせてくれた。

 

並べて干しているのは「はばのり」というもの。調べてみると,海苔ではなく昆布の仲間らしい。ここ千葉東部では,正月の雑煮に入れて食すのが風習だという。

 

ピンクの糸は,乾燥したものが風で飛んでいかないように留めるためのものだと教えてくれた。乾燥しはじめたものは少し色が淡くなっていた。

 

漁港の3が日という,地元にとっても年に一度の非日常的な時間を,余所者ながらも非日常として共にさせていただくことができて嬉しかった。正月らしからぬ,暖かい朝だった。

 

その2に続く。

 

 

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