団地北口通り。 2021.05.23 小平
5月23日(日)。Twitterで仲良くしていただいているフォロワーの方が以前ツイートしていた,小平の団地北口通りの商店街がずっと気になっていたので,実際に訪れてみることにした。15時すぎに出発し,実に久しぶりにプライベートで電車に乗り,西武多摩湖線・一橋学園駅へと向かった。
出発から小一時間で駅に到着。交換列車を見送り,北口の改札を出て,学園中央通りを東へ歩く。
洒落たサインポール。
装テンの曲線美に,配色の美しさが加わった建物。
洋菓子店のある街角。
学園中央通りはいわゆる「商店街」ではないのだが,店舗は所々に点在している。
長屋にスナック,地方都市っぽさが感じられる一角。
「栄華」とはなかなかな店名である。
「元禄」の崩れかけた建物を撮影していたら,通行人から奇異の目で見られた。
緑が鮮やかなマンション。昔ながらの不動産店が1階に入っており,物件紹介の案内がびっしりと窓ガラスに貼られていた。
あかしあ通りを南下。差し色の赤が,夕陽に映える。
駅からは少し距離があるのだが,警察学校北通りで東に折れると,小さな商店街が姿を現す。小平団地の建設に伴って生まれた街である。
食事処。
短い路地の入口にある中華料理屋。店舗としては現役ではなさそうだ。
クリーニング店。廃墟と化している。
装テンも破れる。
その斜向かいには,鰻屋。
冷蔵庫の陰に,気になるものを発見。「鰻」をタイルで表現している壁は初めて見た。
その奥には,パン屋の跡。
大量の廃棄物が置き去りにされているようだ。
破れたテントから,空を拝む。
鰻屋のバイクと,パン屋の廃墟。令和になって丸2年が経ったが,街にはまだ昭和の情景が色濃く残されている。
そして今回の目的地,団地北口通りにやって来た。
緩いアーチの掛かったアーケード商店街。
懐かしいフォントのパン屋も,閉業して久しいようだ。
青果店の跡だろうか。
惣菜店。
肉屋。現役の店舗だが,日曜日は休み,ということだろう。
L字に折れるアーケード。角には洋菓子店のナイトー。
短辺側のアーケード。日陰なので,少し寒々しく,青白い印象である。長辺側に比べて道幅は狭く,屋根のアールがややきつい。
さて,一通り雰囲気は掴めたので,丁寧にディテールを撮影してゆこう。
その2へ続く。
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