やはり静寂。 2021.03.10 水上温泉
2021年3月10日(水)。中之条での現地実験の前日,公共交通が混雑しない昼前を狙って出発し,少しばかり群馬県内を散策することにした。上毛高原から関越交通に乗り換え,水上温泉の中心街から北に向かって逍遥。
ほぼ廃墟と化した集合住宅群を撮り終え,ここからは目抜き通りに戻ってゆこう。
裏と表の間。
土産物店。カーテンが降りている。
裏道を北上してきたので,ここからは表通りを南下し,未踏区間を歩く。
キャッスル,キャッスル。
豆タイルのある美容室跡。
3階建が並ぶ。
往時の栄華。却って悲しさを引き立たせる。
人はいずこ。
寒々しい街だ。
さて,郵便局前まで南下してきたので,北上開始。これで温泉街ともお別れである。
キャッスルの脇の建物,なかなか良い味を出している。
ここが(3)の路地の入口である。
退色。
もう,特筆することなどは無い。とにかく,人の居ないことによる違和感が,視界に充満していた。
街角。
現役温泉旅館の向かい。ここはどうなのだろう…。
解体中。
自己責任で,お邪魔しました。
利根川を渡る。この時点で,乗車予定の上越線の発車時刻を過ぎていたが,どうやら強風により渋川~沼田で運転を見合わせていたらしい。幸い運転再開しているようだ。暫くすると,上牧から水上に向かう列車が通過していった。
廃墟と現役と。
対岸の廃墟と。
赤茶色と水色と。
さて,駅に戻る。分かってはいたが,意外と距離がある…。
この道中は,旅館はおろか,建物も疎らだった。
水上駅前に到着する2分ほど前に,無情にも高崎行の列車の発車メロディーが聞こえてきた。211系は20分延発で,私の前をゆっくりと走り去っていった。
水上逍遥その5へ続く。
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