亜空間。 2022.08.02 長崎
8月2日(火),長崎出張当日の朝。集合は昼過ぎなので,午前中は軽めに散策。日新ビル,岩永市場を巡った後は,館内町,十人町,中新町の階段を巡ってきた。
▼その1はこちらから。
anachro-fukurou.hatenablog.com
階段歩きで心地良い汗をかき,「平地」に戻って来た。
銅座町へ。2年前は薄暗い雨だったが,今日は眩しいほどの晴れ模様だ。
前回そこそこ網羅的に歩いていたつもりなのだが,見返してみるとかなり欠けているので,そこを補うルートで歩くことにした。
シバヤンシ横丁へ。
くすんだ壁が美しい。
突き当たる。
夏の昼の陰翳。
ヌ?
看板が腕を伸ばす。
色の多用。
夏の路地裏。
銅座町通り。
「そこ,涼しいかい?」「ふつー。」
小さな看板がこまごまと並ぶ。
白い看板が多い印象。
陽射の具合によっても見え方が変わる。
銅座市場を心に浮かべる。この辺りからは再訪の箇所が多い。
優雅に泳ぐ亀さん。
カーブ。
川の南は船大工町。
圧縮したい路地である。
目抜き通りの東側へ。
ここが最も色っぽくて好きである。
東端が建物に飲み込まれてゆくのが良い。
ぎゅっと,欲が詰まっている。
柳小路。
扉を連ねる。ここ本当に大好き。
柳小路を歩いて抜けようと思っていたのだが,何とこの空間を前回はスルーしていたのだ…驚くとともに,見落とした2年前の情けなくもなり,またTwitterでここの写真をアップされている方が居た事も同時に思い出し,それ以上に昼の光が美しくて,暫くは感情が混乱した。
日が翳るとともに落ち着いて,真剣に撮影する。
由紀。
ゴミ箱の路地。
ポリカ板の簡素な屋根,これが堪らない。
混沌。
LEGEND.
袋小路。
そこにある店の名が「ラストチャンス」はなかなか粋である。
全貌。
持ち出したのは,看板ではなく室外機。
あまり良い匂いではないし,お世辞にも衛生的な路地ではない。
それが良いんだけど。
夏。
夜は何処から声と灯りが漏れるのだろう。
最後に決めて,さようなら。また会う日まで…。
柳小路に抜ける横道。ここを見ずして船大工町を語れない…そんな路地,今回はきちんと出会えて良かった。
その5に続く。
▼関連記事はこちらから。
▼ 宜しければクリックのご協力をお願い致します。