鈍い反映。 2022.01.11 那珂湊
1月11日(火)。年始一発目の水戸出張を終えた。前日の常陸太田散策の疲労は確かに蓄積していたが,那珂湊の散策を決行。釈迦町,山ノ上町を散策し,湊中央へと移動してきた。
▼その1はこちらから。
anachro-fukurou.hatenablog.com
チェリー食堂のあたりから,108号線を北上しながら,黄昏の街を歩く。
夕食には未だ早い。
控え目な意匠の看板建築は,鯉屋商店。
その3で紹介したクリーニング屋で味をしめ,黄昏の鄙びた商店をガラス越しに撮る楽しさを覚えた。
兄弟のよう。
もう夜なので,細部は判然としない。
見ての通り更地が多いのだが,未だに間口を広く構えたガラス張りの商店が頑張っている。
茨城県信用組合湊支店。
酷い雨だった。
黒々と濡れたアスファルトに,街の灯りが鈍く反映する。
支店。
ふでや。
まだ17時前なのだが,もうすっかり夜だ。
店仕舞いの作業中だった。
五丁目の交差点で西に折れてみた。魚徳という魚屋が,宵闇に目映い光を放っていた。
食料品店。
酒屋のある街角。
マネキンの夜。
自動車整備場。人が居なければもう少し寄りで見てみたかったのだが,この時間にカメラを持った男が近寄ってきたら恐怖を与えるであろう。最低限の分別をもった距離で1枚だけ撮影した。
これにて散策終了。6号線で駅に戻る。
ガソリンスタンドからバスが出てきた。方向幕車だった。勝田までこれに乗っていければ幸せだったのだが,生憎運用には入っていないようだった。
ウエルシアで水を買い,駅へ。
改札を通る。客は意外と多かった。
17時20分すぎの列車で,勝田へと戻る。こんな塗装なので分からなかったが,キハ11だった。
勝田からはE657で帰京。これにて水戸出張も一段落したので,常磐線沿線に行く機会は減ってしまう。土浦,石岡,水戸,常陸太田,那珂湊。出張にかこつける形で,最低限の「一般教養」は身に着けることが出来ただろう。今度は車で,鉄道から離れた場所まで足を延ばしてみようと思う。
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