鮮やかな朝。 2021.02.23 中野駅北口
2021年2月23日(祝)。雑司が谷,新井薬師前,沼袋に続き,今日も買い物と散歩がてら,中野駅北口の繁華街でスナップショットの撮影を試みる。
▼新井薬師前の記事はこちらから(全3回)。
中野ブロードウェイの東側に,南北方向に2本の道が走っている。まずは2本のうちの西側「ふれあいロード」に, 早稲田通り側からアプローチ。北側から悉皆的に,朝10時の街並みを撮影してゆこう。
赤の一角。人々が駅へ向かって歩いてゆく。
さっそく一つ目の横道で左折する。
繁華街の朝。
大きな隅切り部のある街角。
南北方向に走る東側の道が「昭和新道」である。北,すなわち早稲田通り方向を見ると,陰影が強烈である。
緑の提灯が並ぶ。「酔んく」。
そのまま東側に進むと,顔のような建物。タイル張りの渋い雰囲気が堪らない。
そのままもう一つの十字路を超える。
絵の出るカラオケ,LaserDisc。
昭和新道の一つ東側の道を南下する。
蔦の這う壁が,冬の朝日を浴びる。
次の十字路で右折し,昭和新道・ふれあいロード側を見る。
2月の青空の下。
タラの丘の角で。
赤の装テンが鮮やかである。
ベスパ。
南側を見る。四つ角の全方位が絵になってしまう。
密集。
二手に分かれる階段。
昭和新道を南下する。濃密な路地空間を圧縮して撮る。
表具内装の看板が,陽光を浴びて眩しい。
青と緑の提灯の下を抜け,昭和新道の南端にて。
三番街とふれあいロードの十字路から南を眺める。
一度入ったことがある中華料理屋,その直上にはガールズバーの看板。
夜の街の朝の顔。
もはや何の店かも分からないような佇まい,1階は台湾料理店である。
幾度となく通っている道なのだが,こんなピンクの建物があることに気付いていなかった。ファインダーを覗くことを前提として街を歩くと,これまで認知できていなかったものの存在に改めて気付かされる。
直交する袋小路があったので,そこから「ピンクマンション」の上層階を拝む。
レンガ調の建物から感じられるのは,昭和末期~平成初期の空気。同世代として,不思議とシンパシーを感じる。
ふれあいロードを南に抜け切り,北を振り返る。歩きながらだと緩やかな坂になっている事に気付きにくいのだが,こうして圧縮効果を使うと勾配が見て取れるだろう。
その2へ続く。
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