梟の島 -叙情的叙景詩-

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大阪・アーケード散策(13):小松商店街と稲荷商店街。

全天候型の末路。 2022.08.10 大阪

 


8月10日(水),大阪出張。現地集合までの30分弱を有効活用し,メトロ谷町線・都島駅から歩いてすぐの桜通商店街を歩いた。

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現場仕事を無事に終え,メトロを乗り継ぎ,今里筋線・瑞光四丁目駅へ。ここから阪急・上新庄駅へと歩く。久々に道を間違えかけたが,慌てて修正。

 

まず目指すは,その道中の小松商店街。

 

アーケードは無いが,アーチが存在感を放っている。

 

夏の夕べ,そこまで暑さは感じない。

 

ほのかにセピア。

 

ドライクリーニング店と大衆食堂。

 

もう一つのアーチへ。

 

良い時間帯。買い物客も少なくない。

 

ここでようやく順光写真。ぎりぎりで間に合ってよかった。

 

写真だと伝わりづらいのだが,細かいピースがひらひら,ひらひらと揺れるタイプの,看板である。この看板に名前があるのかどうかも知らないが,関東ではなかなか見掛けない気がする。

 

小松商店街は正直なところ,このアーチを見るために来たようなものだったので,陽光にも恵まれ,充分に満足だった。

 

そして振り返れば背後に「本題」,稲荷商店街のアーケードである。

 

お買い物は。

 

正対する。小松商店街の活気の目と鼻の先で,鄙びた空気を感じる。

 

元町銀座街を彷彿とさせる,幌の崩壊。

 

アサヒ靴の黄色の印象。

 

青空を大きく透かす。

 

道は緩やかにカーブしてゆく。

 

「全天候型」商店街の末路。幌が綺麗だった時代は,どのように見えたのだろう。

 

歩行者や自転車は少なくない。

 

こういう空間は,どうにも「これで決まった」と思える一枚に到達できなくて,しつこいくらいに撮影してしまうのである。

 

仰角を付けて,これでどうだ…と自問自答を繰り返す。

 

少しずつ奥へ。

 

圧縮。

 

ここの幌は圧縮されて集められているようだ。

 

最後はローアンで仕留めた。

 

カーブの先は,少し現役の雰囲気がする。

 

良い色,良い構成。

 

幾何学的な解が無数に存在している。アーケード商店街の魔力である。

 

広角も良い。

 

武骨なカーブが美しかった。

 

横道にその名を示す吊り看板。

 

軽快な造りである。

 

国道側の入口。

 

昭和の残滓,此処に在り。

 

数多くの「有名アーケード商店街」を擁する大阪において,ここの知名度はさほど高くないだろう。それでも全長100m弱のアーケード商店街には,想像を超える鄙びた魅力が詰まっていた。

さて,ちょうど良い時間だ。上新庄から阪急京都線で中津へと向かった。

 

その14に続く。

 

 

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