雨の朝。 2022.04.27 放出
4月27日(水)。2年半ぶりの大阪出張が入ったので,仕事前にアーケード商店街を巡ることにした。まずは放出みゆき通り商店街を歩いた。
▼その1はこちらから。
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みゆき通りの途中から東側に分岐する,やや鄙びた雰囲気のアーケードがある。
その名も,放出栄町南通商店街である。
みゆき通りと比べると,歩行者は極めて少なく,静的な雰囲気だった。
静寂,雨の朝。
天井の模様が印象に残る。
足元には赤いコーンが目立つ。
奥へ進む。シャッターが下りているのは,早朝だからなのか,或いは。
万国旗が並んでいた時代を想う。
栄町の「栄」だろうか。随分と気の利いたものがあるものだと,妙に感動した。
ハナテンエキマエ。そういえば読者に一切の配慮をしていなかったが,放出は「はなてん」と読む。
この通りには,北に伸びる分岐がある。横棒の中点に繋がるように,アルファベットのFを上につなげたような平面構成である。
こちら側の屋根は軽やかだ。
Fの3画目は,準モノクロの世界。
こういった小規模な全蓋は,西日本ならではといってよいだろう。
早朝から内装工事が行われていた。
雨降りの全景。
初めに歩いた道の東端。奥はその1の最後に紹介した,緑に覆われた一角である。
残る道へ。
黄色の幌状の庇が印象的だ。
放出の文字と。
三重の屋根。
先程までの一角と比べ,一段階時代を遡ったような感覚である。ちなみに右手には新しいマンションが建っているし,周辺の住宅街はかなりぴかぴかしている。
黄色が好きだ。
日常。
どのくらいの店舗が現役かを知るためには,この時間に散策してはいけないのだが,スケジュール上仕方がない。
タワーマンションの見下ろすアーケード街。
様々な屋根。
散策一発目から,なかなかの存在感であった。
その3(南鴫野商店街)に続く。
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