梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

土浦散策(2):川口ショッピングセンター MALL505(前編)。

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閑寂。 2021.10.17 土浦

 


10月17日(日)。水戸出張の前日である。生憎の雨であるが,土浦散策を決行。まずは駅西口を出てすぐ,桜町1丁目の歓楽街と桜小路を歩いてきた。

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続いては,一つ目の重要な目的地,川口ショッピングセンター MALL505(モール505)へとやって来た。

 

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まず代表的な外観を1枚だけ撮影。すぐに2階に上がった。

 

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川口ショッピングセンター モール505。川口川の跡地に建設された,全長505m,3階建のショッピングモールである。

 

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嘗ての川の流路に合わせるように,建物は緩やかなカーブを描いている。

 

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大きな階段。

 

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曲線の多いデザインは冗長で,前時代的である。

 

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3階の上には看板。頭上を通っているのは「土浦ニューウェイ」,またの名を土浦高架道である。

 

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ショッピングモール,ニューウェイ,ともに筑波の万博に合わせて昭和60年に開業・開通。筆者の5年先輩にあたる。

 

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縦線の印象を強調した構図。

 

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銀色のステンレスパイプが印象的である。鉄道写真に通じる構図で撮影する。

 

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シャッターは黄色と橙色が多く,元気の出るビタミンカラーといった所か。

 

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しかし,営業している店舗がここまで殆ど無い。

 

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半円形が繰り返し用いられている。

 

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中央付近の階段から2階に上がったのだが,まずは東へと進んでゆく。如何せん長さがあるので,網羅的に歩くのも一苦労である…。

 

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わざわざ曲線的な坂を作るなど,現代では考え難い。

 

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雨を避けるには丁度良い。そもそも真っ先に2階に飛び込んだのは,傘を畳んで撮影しつつ雨雲をやり過ごすという目的があった。

 

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直線と曲線。

 

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階段に使われた飴色の板からも,時代を感じる。

 

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鮮やかな配色が色褪せておらず,人の気配が全く感じられない,この掛け合わせで,物悲しさが増幅する。

 

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単調な景色が反復的に続き,東の端までやって来た。

 

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傘をさして外階段を上り,3階へと上がった。

 

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緑はあるが,閉業しているのか。やむを得ず筆者の姿を写しながら撮影。

 

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3階の屋根はまるで後付けのような,簡素なテントである。

 

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分棟式のモールを繋ぐチェックポイント。

 

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結局はほぼ屋外である。幸い雨がかなり小降りになってきていたので,雨はさほど気にならず,撮影は続行可能だった。

 

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少しだけ乗り出して,見下ろす。高さがあるのでゾクゾクする。

 

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時折,ニューウェイを通る車が跳ねた水がフェンスを越えて飛んでくる。

 

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何だろう…この,無骨ともも違う,洗練されていないデザインは。ある意味で80年代らしさなのだろうか。

 

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緑の腰壁。

 

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構図の中に,ぎっしりと線を敷き詰める。

 

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1階にはカードショップがあり,その周辺は人の往来がある。

 

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線が多く,カーブが続くので,構図が際限なく存在している。

 

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3階建のショッピングモール。wikipediaを見てみると,ニューウェイは総事業費が132億円とのことである。ショッピングモールの規模は分からないが,いずれにせよ大事業であったことは間違いない。

 

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見合った効果は,果たして得られてきたのだろうか。往時の活況を知らぬ者の目には,些か悲しげに映ってしまう。

 

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衰退する地方都市において,これほどの大規模の商業施設に待ち受ける未来とは一体どのようなものなのか。その将来像は,散策中の自分には思い描くことが出来なかった。

そして,これだけ撮影してきて,まだ半分である。

 

その3(MALL505・後編)へ続く。

 

 

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