新地道をゆく。 2022.02.05 上野原
2月5日(土)。思い立って昼頃に家を発ち,中央線で県境を越え,上野原を散策することにした。出発した時は晴天だったのだが,八王子を過ぎる頃には分厚い雲が空を覆っていた。
高尾駅で乗り換えるのも久々だ。
211系,大月行で発つ。
隧道内にて。
暫く車窓は冴えない天気だったが,上野原に着くと陽射があった。
カーブしたホームで列車を見送ってから,散策を開始した。
駅を降りると,すぐ北側が崖地になっている。石垣の上には旅館がある。
点在する商店も,今は活気,気配が感じられない。
果たして幾つが現役だろうか。
線路際を西に進みながら標高を上げてゆく細い坂道。この先に続いているとも思えなかった。
Y字路に一瞬ためらいが生じたが,左の正規ルートを選んだ。
階段を登り終え,車通りのある道を少し歩いてから歩道橋を渡り,「新地道」という道を北上することにした。
中央道を越える。
山裾の街。
Y字路は直進。
旅館があった。
飲み込まれた古家。
甲州街道に近付く頃,またもや太陽が雲に隠れた。今日は一日中この調子なのかもしれない。
住宅街の雰囲気。
ようやく甲州街道に出た。交通量は多い。
蔵のある家。
東側の路地へ。
浅間神社。
「お寺道」を北へ進もう。
何という事のない景色が恋しかった。
途端に薄日。
文化持ち送り発見。見慣れてなお,洗練されたデザインであると感じる。
坂の上に福泉寺がある。
本堂。比較的新しそうだ。
階段から街を振り返る。
寺のすぐ脇の建物は,半地下のようにすら見えた。
さて,前哨戦はこのくらいにして,そろそろ街の中心部へと歩いてゆこう。
その2へ続く。
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