梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

羽越・磐西撮影旅行(5):間島俯瞰は「最高の曇天」,三面川橋梁は嵐。

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嵐の前触れ。2020.01.11 羽越本線 村上~間島
 

 ■827D:間島俯瞰,「最高の曇天」。

その4から旅程は続く。村上~間島の俯瞰の探訪は,実に6年半ぶりである。予めストリートビューで見繕った上り線のポータル付近の空き地に車を停め,幽かな記憶を頼りに北側の斜面の獣道を登ろうとすると,陸橋付近に居た先客が我々の車の近くをうろうろしていて,少しばかり不審に思う。まあ大丈夫だろうと登坂を再開すると,思った以上にしっかりとしたヲタ道が先人たちにより残されており,やや勾配が急な箇所こそあったものの,難なく到着。

するとすぐに貨物列車が通過していった。

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ノーマークのカモレ。2020.01.11 羽越本線 村上~間島

 

空はかなり暗く,海の色も午前中の小波渡漁港と比べるとかなり黒い。冬の日本海らしい色調は,まさに探訪前の自分が期待していたそのもので,「最高の曇天」であった。後から思えば,この海の色は嵐の前触れなのだが。

するとふいに,最も広角に開いた構図の内側にヲタの車が一台停車。本命まで動く気配もない。無念。基本的に車は撮影のアングルから極力離して,関係のないところに停車するように心掛けて頂きたいものであるが…。

とはいえ集中し直して,827Dはベストアングルで撮影。

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海原を背に。2020.01.11 羽越本線 村上~間島

  

更に咄嗟の後追いも成功。

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 閑寂の情景。2020.01.11 羽越本線 村上~間島

 

冬の日本海を象徴するような,黒と緑と青が配合された背景色に,点景としての鉄道車両は,やはり色があって,質量を感じられるものであって欲しいものだとつくづく思う。キハ40という系列は,どんな舞台においてもその要求に応えてくれる,マルチプレイヤーなのかもしれない。各地から姿を消そうとしている事が,残念でならない。

 

■826D:三面川橋梁,暴風雨。

間島の俯瞰を無事に下り終え,次なる826Dまでの空き時間で,村上学校町のデイリーヤマザキに立ち寄り,水,翌日の非常食,そして夕方の撮影に向けた景気付けのアイスを購入し,食す。撮影行の途中にこういったものが挟まると,多少の疲労感は忽ちキャンセルされて活力が漲るものだ。車内での小休憩の後,三面川橋梁の撮影地へ,車を5分ほど走らせた。

車を駐車スペースに停めると,とうとう雨が降ってきた。先程から雲行きは怪しくなっており,予報も午後は雨だったので,仕方ない。しかし826D通過時にこの小雨は無視できない強さとなってしまい,ヨメ氏との間に傘を挟んで,風に耐えながら何とか撮影。

 

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嵐との闘い。2020.01.11 羽越本線 間島~村上

 

雨風の強さゆえ撮影に十分に集中できず,やや不本意な出来となってしまった。思えば雨の撮影はいつ以来だったのだろう。まぁこれも,終わってみれば良い思い出である。
まだ15時前だというのに,車内灯がはっきりと写る程の露出の低さであった。

 

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下越の日常。2020.01.11 羽越本線 間島~村上

 

その6へ続く。

 

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