梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

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羽越・磐西撮影旅行(8):越後寒川でバルブ,夜はあつみ温泉泊。

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色の帯。2020.01.11 羽越本線 越後寒川駅

 

その7から続く。当初の予定には無かったのだが,830Dのバルブ撮影を試みたくなったので,今川の海を後にして,一駅北にあたる越後寒川駅へと車を進めた。空と海を眺めすぎたため,勝木まで移動すると830Dとすれ違ってしまうので,ある意味で慣れ親しんだ越後寒川駅に自然と目標が定まった。寒川駅の北側から遠回りして駅前に入り,車を停め,対岸の2番線側から撮影。

 

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寒川の夜。2020.01.11 羽越本線 越後寒川駅

 

撮影を無事に終えて撤収しようとすると,一人のおじさんが1番線側で話しかけてきて,車内灯を消し忘れていたことを教えて下さった。そして自分が鉄道ファンであることを明かすと,彼も所謂同業者であり,この近所に住んでいて,毎日のように831Dを撮影しているということだった。そして831Dの到着まであと12分ということで,折角だから駅に残り,サイド構図で1番線側から狙うことにした。赤+青の編成の入線をスローシャッターで撮影し,2つの塗装が連続的に重なっているような面白い絵になった(記事最上部)。

 

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一粒の灯り。2020.01.11 羽越本線 越後寒川駅

 

これにて本日の撮影は完全に終了。越後寒川駅の南側の踏切から345号線に戻る。踏切側への道へと進路を変更すると,同業の方の運転する軽トラのクラクションが山側から聞こえた。今やクラシカルにすら感じる,別れの挨拶だ。これまた旅先の出会いに感謝である。どうかお元気で…(ちなみにこの方との再会は17時間後である)。

さて,いよいよ本格的に北上開始。鼠ヶ関のローソンに立ち寄り(ヨメ氏がくじを引くと今度はお茶が当たった),水や酒やつまみを買い込み,その足であつみ温泉・萬国屋へと向かい,18時半前に到着。フロント付近で荷物を整理する際に,鶴岡で購入したカップ酒を落として割ってしまい,悲しい気持ちになった。昔から皿が割れるのが嫌いで嫌いで仕方がない性分で,自分がその主因となってしまったと思うと悲しくてやりきれなくなる。

気を取り直して,チェックイン。フロントの上を見上げるととんでもない大空間だった。翌朝になり,ここが3階の大浴場へと繋がる回廊であることが分かった。

 

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かなり広いロビーを通り抜けてエレベーターで客室に案内されると,この部屋もまたとんでもなく広い。

 

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夕食を付けなかったとはいえ,もっと値段がいって然るべき宿であるように感じた。

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最低限の荷物を持って宿を出て,酒屋で晩酌用の酒「なまいき」を購入。その後「ますもと食堂」でカツカレー,野菜炒め,餃子(ヨメ氏は担々麺)を頂く。

 

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一日使った身体にビールが染み渡る。ますもと食堂は地元客と思しき先客が既に多くのテーブルを埋め尽くしており,しっかりと繁盛していたが,全ての客は我々よりも先に退店してゆき、最後は我々のみになった。会計の際に女将さんに,6年半前に友人と店を訪れたことを伝えると,リニューアルはちょうどその直後であったことや,直近の地震のこと,ご家庭のことなどを話してくれた。これまた旅先の出会いに感謝である。必ずまたこの街に来ようという思いは,初日の時点で極めて強くなっていた。

これまた6年半前に日帰り入浴した「瀧乃屋」旅館の前を経由して,宿に戻る。男性は今日は大きな露天風呂に入れるターンだった。時間がちょうど良かったからか,何と貸切状態で楽しむことができた。屋外にも拘らず,源泉かけ流しの湯温は高く,最高に心地よい。そこまでのハードスケジュールではなかったが,車の運転や登坂の疲労を長風呂でしっかりと抜き,部屋に戻り,のんびりと夜を過ごした。

 

その9へ続く。

 

▼旅程1日目の記事はこちらから。

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