細長い街。 2022.10.29 会津若松
10月29日(土),喜多方出張の翌日,朝から会津若松を散策。西若松駅から散策を開始し,本町,西栄町,七日町通りを歩いてきた。
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七日町駅から南下し,東へと戻る。
裏通りの色たち。
末廣酒造。
外観のみ。
褐色のヒーロー。
とある方の投稿で見ていたバラック状の飲食店街,更地になっていた。
正確には,昨晩の下見の時点でそれに気付いて落胆していたのだが,改めて明るい時間に確認しにきたのだった。地面の様子を見るに,更地になったのはそう遠い昔ではないようだ。ストリートビューで見ても,2022年6月時点では現存していたのだ。それが逆に無念さを際立たせた。
青春通り,旧黒河内医院ふたたび,
2階の誘惑。
東北電力若松営業所(1929)
会津若松市役所(1937)
威容。
ちょうど工事が進行中だった。
周辺の舗装が剥がされ,そこにこの規模の近代建築が聳え立つ様は,何とも異様であった。
惚れ惚れする側面の造作。
光と陰翳。
背面側の新館は解体されていた。
全貌を捉えるのが難しい規模感であった。
解体を免れた旧館に,明るい未来があらんことを。
歓楽街をちらりと覗く。中心街また後程。
市役所通りをさらに東へ。
陽が出たり曇ったり,忙しない。
「うまいっしょ」
そして昨晩も見に来たこの一角だ。
平屋の飲食店が立ち並ぶ道,大好きだ。
nightではなく,knightである。
秋晴れ。
陽光が出たので,改めて撮り直す。
褪せたルビー。
歓楽街の紫ほど素晴らしい色はない。
青空の下,変わらぬ景色。
蔦絡まる道。
黄色い白に,褐色の装い。
過去を覗いても,窺い知れる事は多くない。
名残惜しいがお別れだ。
紅葉,若葉,花弁。この一角で最後に目に留まったのは,そんな色彩の競演だった。
その6に続く。
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