1116号。 2021.11.23 保原町
11月23日(火祝)。飯坂温泉・橋本館で朝を迎え,のんびりとした時間を過ごす。その後は保原駅に移動し,駅から中心街に向けて散策してきた。
▼その1はこちらから。
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4号線と陣屋通りの交差点にやってきた。この街一番の大きな交差点である。
街並み。
ソシアルビル。
街角の歓楽街。
東に歩くと,変わった風貌のビルがあった。
丸石ビル飲食街。随分とポップな意匠である。丸石だから丸いのだろうか。
拡幅されて整備された道の南側には,古めのホテルや商店が並ぶ。
その東,伊達市役所の駐車場の片隅に,静態保存されている車両を発見。こちらは福島交通軌道線の1116号である。
1971年に廃線になり,今年で50年。保原ロータリークラブの尽力により修復され,2015年から現在の美しい姿で展示されている。
ハグできそうなくらいの車幅が愛らしかった。ちょうど陽射に恵まれ,ブルーグリーンの塗色が鮮やかに目に映った。先輩,どうかお元気で。
交差点に戻り,今度は西側へ。
このあたりには飲食店が多い。
ここが嘗ての保原駅跡,現在は小さなバスターミナルがある。
こんなところでバスを待つ旅もしてみたいものである…。
その向かい側。
その名も「駅前食堂」。駅こそ無くなって半世紀,食堂は令和時代を現役で生きている。
迷わず入店である。
店は南向きで,窓も大きくて明るい。昼の光が眩しかった。
クラシック,カレーライス。この手のカレーに外れは無い。ぺろりと平らげた。ケチらずにカツくらい乗せても良かったかな,と後から思った。
食後は4号線をさらに北上。
4号線の東側の街にも切り込んでいった。
商店。
振り返ってみると,随分と記録的な写真が多い。
綜合結婚式場。
靴屋,カフェ,茶屋。
時計店のシャッターが半分だけ残されていた。
看板建築風の建物が並ぶが,意匠は地味。
良い薬局があった。
この並びは雰囲気があった。
保原の商店街のほぼ北端まで歩き,引き返した。
この後は一駅東の大泉駅まで歩き,旧亀岡家住宅を見学する。
旧亀岡家住宅その1へ続く。
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