梟の島

-追想の為の記録-

街・商店街・レトロ-北九州

小倉・旦過市場(4):深夜2時の静寂と,朝10時の活況と。

2016年8月25日(木)。北九州の工場夜景の撮影を終え,小倉へ戻る。漫画喫茶に泊まる前に,深夜2時半の旦過市場を覗く。アーケードの照明が落ちた暗い市場を撮影し,就眠。翌朝ふたたび訪れると,その活況に驚いた。

小倉・旦過市場(3):営業終了後,閑寂の大商店街を歩く。

2016年5月1日(日)。熊本地震の現地調査の前日,ひっそりと非日常の時間を取り,小倉・旦過市場へ。日曜日の18時をすぎ,ほぼすべての店が閉店。閑寂の商店街は,格好の被写体となる。

小倉・旦過市場(2):閉店直前の旦過中央市場と,新旦過街と。

2016年5月1日(日)。熊本地震の現地調査の前日,ひっそりと非日常の時間を取り,小倉・旦過市場へ。閉店直前の旦過中央市場と,市場の西側の外観を撮影してゆく。

小倉・旦過市場(1):日曜日の夕べ,「北九州の台所」を歩く。

2016年5月1日(日)。熊本地震の現地調査の前日,ひっそりと非日常の時間を取り,小倉・旦過市場へ。日曜日の夕べ,シャッターを下ろす音が時折聞こえてくる中,「北九州の台所」を撮影してゆく。

門司港散策(5):門司中央市場,夜の眠りに就く。

2020年9月15日(火)。長崎出張の前日は移動日。門司港・栄町から更に北上し,門司中央市場へ。奥のブロックへと進むと,既に蛍光灯が消されていて,店の灯りのみがシャッターに鈍く反映していた。白い光が消えて,翳が支配的になった夜7時,街は眠りに就…

門司港散策(4):門司中央市場,夜のしじまに。

2020年9月15日(火)。長崎出張の前日は移動日。門司港・栄町から更に北上し,門司中央市場へ。既に時刻は18時30分,殆どの店舗が営業時間外である。床に敷かれた緑のカーペットと非常出口の看板を除けば,蛍光灯の色のみの,ほぼ単色の世界。幾何学的な魅…

門司港散策(3):栄町,有楽街&名も無きスナック街に迷い込む。

2020年9月15日(火)。長崎出張の前日は移動日。門司港・馬場遊郭跡を散策している。栄小路から北上し,栄町の名も無きスナックビル,有楽街に迷い込む。「大衆割烹」「和風スナック」「スタンドバー」等の言葉が躍る,純然たる昭和の空間に酔い痴れる。

門司港散策(2):グリッドに逆らう栄小路の姿。

2020年9月15日(火)。長崎出張の前日は移動日。下関の新地遊郭跡に続いて,関門トンネルで海峡を越え,門司港・馬場遊郭跡へ。栄町銀天街から鋭角に切れ込む栄小路を歩く。外からの視線を徹底的に嫌うように意図された路地にて,雑然とした街の美しさを学…

門司港散策(1):馬場遊郭跡,三宜楼周辺の建築を見る。

2020年9月15日(火)。長崎出張の前日は移動日。下関の新地遊郭跡に続いて,関門トンネルで海峡を越え,門司港へ。清滝通りのコインパーキングに車を停め,馬場遊郭跡の街並みを散策する。三宜楼周辺に残る古い建築物を見て回り,栄町銀天街方面へと抜けて…

北九州・木造アーケード(12):昭栄町に残る,昭和の世界。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街,枝光中央商店街,前田中央市場・堀川市場,貞元市場,若松探索に続き,昭和町の木造アーケードへ。余所者が入り込める雰囲気ではなかったが,意を決して飛び込む。明かり取りの窓のない,薄暗い褐色の世界。2…

北九州・若松散策(3):中川町逍遥。

2020年8月22日(土)。古びたアーケード商店街を巡ってから,若松に到着。中川町に勇気をもって切り込んでみる。大通りからほんの数十歩の距離に,明らかに代謝していない街が残存していることが不思議でならない。異様な静寂が,一帯を包み込んでいた。

北九州・若松散策(2):大正町商店街・ゑびす市場,夏の日常に飛び込む。

2020年8月22日(土)。古びたアーケード商店街を求めて洞海湾を時計回りに走り,若松までやって来た。ゑびす市場の中はバックヤードと化していた。大正町商店街では魚屋が営業中。ほんのりと漂う魚介の匂い,暑くはないが生温い8月の昼下がり。繰り返され…

北九州・若松散策(1):大正町商店街で思う「色」のこと。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街,枝光中央商店街,前田中央市場・堀川市場,貞元市場に続き,洞海湾を時計回りに走り,若松までやって来た。まずは大正町商店街・ゑびす市場へ。外周をまわり,裏口から中へ。褪せた鉄骨のアーケードを眺めなが…

北九州・木造アーケード(11):貞元市場,時間軸の狭間にて。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街,枝光中央商店街,前田中央市場・堀川市場に続き,貞元市場を探訪。幅広の木造アーケードは,たかだか十数平米の「準廃墟」なのだが,構図のバリエーションが極めて多く,被写体として優秀だった。

北九州・木造アーケード(10):貞元市場,3号線沿いの静寂。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街,枝光中央商店街,前田中央市場・堀川市場に続き,貞元市場を探訪。トタニズム建築に掛けられた迫力ある看板,そして中に展開される褐色の大空間。3号線を走る車の音が聞こえてくるのだが,市場の中に居ると,…

北九州・木造アーケード(9):前田中央市場&堀川市場の変わりゆく姿。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街,枝光中央商店街に続いて,八幡東区の前田中央市場と堀川市場を探訪。赤系の茶色で統一されたトーンが美しい。祇園町銀天街のアーケードが撤去されていて,幸か不幸か外観が撮影できてしまった。

北九州・木造アーケード(8):枝光中央商店街,褐色と差し色。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街に続いて,八幡東区の枝光中央商店街へ。正面入口側の明るい空間に戻って来た。ディテールに目を向ける。洒落た形の看板,青の錆びたシャッター,「EXTIN PANTHER」などを撮影。近くの諏訪市場は残念ながら営業し…

北九州・木造アーケード(7):枝光中央商店街,ダスティブルーの屋根を撮る。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街に続いて,八幡東区の枝光中央商店街へ。正面入口から遠い,薄暗い空間を引き続き撮影してゆく。T字路を曲がった脇道も,少し道幅が狭いが,やはり木造のアーケードが美しい。

北九州・木造アーケード(6):今なお活況,枝光中央商店街の明るさ。

2020年8月22日(土)。到津市場,筑豊商店街に続いて,八幡東区の枝光中央商店街へ。棟木と1本の母屋の間がすべて明かり取りになっていて,かなり明るい。奥の方は薄暗く,アーケードの架構が良く見える。全体として現役店舗が多く,横浜の六角橋商店街に…

北九州・木造アーケード(5):筑豊商店街,なお残る昭和の情景。

2020年8月22日(土)。到津市場に続いて,八幡東区の筑豊商店街を撮影してゆく。青い鉄骨のアーケードが印象的な半屋外空間と,北側の外観にレンズを向けてゆく。セットのように完成された,純度の高い,リアルの昭和が感じられ,本当に時間旅行をしている…

北九州・木造アーケード(4):筑豊商店街,陰翳のシャッター街と木造の架構。

2020年8月22日(土)。到津市場に続いて,八幡東区の筑豊商店街へ。1980年代の香りのする,強烈な陰翳のシャッターストリートを撮り,これに並行する「筑豊市場」へ。半世紀以上遡る,木造の架構が良く残っていたが,最盛期よりも空間はかなり縮小してしま…

北九州・木造アーケード(3):到津市場,昭和の街並みと現役店。

2020年8月22日(土)。冷気の漂う到津市場(いとうづいちば),第3弾。鮮魚店が多かった。肉屋が開店準備を進めていた。話を伺うと,現役なのは,肉屋と一番奥の青果店のみだという。明らかに怪しい余所者を優しく迎えてくれて感謝である。

北九州・木造アーケード(2):到津市場に残る,年代物の構成要素。

2020年8月22日(土)。冷気の漂う到津市場(いとうづいちば),第2弾。細長い道を歩きながら,火災報知設備や店舗の看板など,残存する年代物の構成要素を撮影してゆく。

北九州・木造アーケード(1):到津市場,夏の朝陽を浴びる。

2020年8月22日(土)。7時すぎに出発して,到津市場(いとうづいちば)へと向かった。長屋建築が朝陽を受けてずらりと建ち並ぶ様は壮観である。2階が崩落しているものも見受けられた。市場の細長い路地へと切り込んでゆくと,8月の朝とは思えぬ冷気が迎…

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