思考の記録
悲劇を欲してしまうのは何故だろうか。 楽しいものや心温まるストーリーに馴染めないと言うつもりは決して無いし,明るい物にも触れながら日常を過ごしているが,根本的な次元では哀しみや苦悩に触れて生きていたいと願ってしまっている。そしてそれは醜く薄…
2022年下半期の非日常を纏める。
2022年上半期の非日常を纏める。
どれだけ足掻いたところで,あの頃のように世界が輝いて見えることはもう二度と無いだろう。 死,時間,社会,環境,人間関係,これらを一つ残らず思考の外へと追いやり,記憶からも解放されることができない限り,あの頃の輝きを世界に求めることはできな…
2022年5月24日(火)。弘前出張の前泊,青森駅前の東横インにチェックインする前に,駅前銀座を訪れた。12年前の記憶を懐かしむ。
Twitter上の発信者たちは皆それぞれのスタイルを維持しながら実に刺戟的な投稿を続けていて,大変興味深い。また一人一人,重視していること・ものの「比重」に個性が観測できるのも面白い。 例えば以下のような項目を設定すると,必ず全員が違った回答をす…
写真には,その人そのものが直接的に滲み出るものだとつくづく思う。 A.いつ,どこに行ったのか B.そこで何を見たのか C.それをどのように見たのか たった3つの条件であるが,このベン図の中心に,複数人が存在することは絶対に出来ないのだ。 ネット…
僕が美しいと思うものを同じように美しいと思う人は居るだろうか。その根底にある感性を理解できる人は居るだろうか。 そんな自分が情熱を捧げられる対象とは何だったか。昔は確かにあった筈なのだが,あれは青春の熱病の最中に見た幻影なのだろうか。 夢か…
ふと立ち止まると,往々にしてろくでもない思考ばかりが脳内を巡る。 忙しさとは鎮痛剤,タスクとは人参である。外的要因は,時間軸の上を滞りなく進むための潤滑油である。ふとした拍子にこれらが欠乏したとき,窓の外はたちまち地獄絵図となる。 ふと,指…
近頃はもう,深く掘り下げて思考し,文字に記録する体力が衰えてきている。そんな右肩下がりの状態に少しでも抗うために,敢えて書こうと思う。 自分には,思考自体を言語では行っていないという感覚がある。いや,こう書いてしまうと「思考は言語でするもの…
ブログ「梟の島」も遂に300記事に到達した。Twitterも1,000フォロワーを超え、軌道に乗っている。 丁度良い機会なので、ここまでの道程を振り返って、記録しておこうと思う。 2018年夏に論文の執筆を終えた後、文章をしたためる機会が極端に減り、頭が錆びつ…
2020年6月8日。ベランダで手塩にかけて育てたハエトリソウが開花した。
Twitter(@anachro_fukurou。是非フォローをお願いします) で時折紹介していたが,窓の外の景色を中心に,4月からの在宅期間に撮影した写真をこのブログでも纏めてゆこう。
NASCARが,10週間のブランクを経て復活した。その過程のシミュレーション,“Pro Invitational iRacing Series”の迅速な試みは,視聴者を全く飽きさせることないどころか,コロナ禍の人々に力を与えた。その一部を紹介。
冬の透徹した空気が濁り,人々が浮足立ち,非日常的に騒がしくなる。離別や変化が多く,心が追い付いてゆかない。そんな春という季節が苦手だった。そんな自分が「100日後に死ぬワニ」の桜に,己がこれまで見落としていた叙情的叙景詩を見出した。深く考察。
初めてNBAのテレビ放送を見たのは小学校2年生だっただろうか。まだ当時は高井戸に住んでいた。BSとケーブルテレビでの試合の放送は,それほど高頻度ではなかったかもしれない。それでも,オタクの素質を十分に持ち合わせていた少年は,全てのチームを覚え,…
一番列車,「正面ギラリ」。2019.11.19 和田岬線 兵庫~和田岬 明けましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 過去に撮り溜めた幾千枚もの写真のストックもリリースしつつ,新たな撮影も貪欲に行い,その成果物を発信してゆきた…
菜の花に見送られて。2019.03.30 いすみ鉄道 上総中川~城見ヶ丘 個人的には激動の1年間だった。住む場所も世帯構成も変わった。初めて社会人として1年間を通して過ごし,いわゆる「年収」というものを得た。人間も,趣味嗜好の対象物でも,再会する関係が…
2015.11.02 丸亀・一寸島神社と著者 あまりにも普通の滑り出しですが,自己紹介記事を。 【アナクロフクロウ】 29歳男。「もの」が好き。特に古いもの。美的感覚優先。色彩感覚強め。美しいものが好き。現実世界と実体験に強い関心。風土,気候,地勢,歴史…
2017.02.19 化女沼レジャーランド公式見学会にて 初投稿!まずは真面目に,ブログ新規開設の動機から書き始めましょう。2005年から某所で内輪向けの学生日記を付けていましたが,2010年頃からTwitter文化に流され,これを完全に手放してしまいました。その後…