梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

北九州・木造アーケード(12):昭栄町に残る,昭和の世界。

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昭和の世界。 2020.08.22 昭和町

 


8月22日。早朝から動き始め,時間の許す限り北九州市の木造アーケードを巡る一日である。到津市場,筑豊商店街,枝光中央商店街,前田中央市場・堀川市場,貞元市場を巡り,若松へ寄り道。大正町商店街・えびす市場,中川町,上野海運ビルを巡って来た。 

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帰京する新幹線へのタイムリミットが,いよいよ迫ってきた。最後は,昭栄町の木造アーケードをささっと見てみよう。

 

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外観は至って地味で,見慣れていなければ中に木造アーケードがあるとは思えない。

 

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いざ飛び込んでみると,壮観。

 

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2階には,両側の住戸が複雑な形でせり出している。

 

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明かり取りの窓は無い。落ち着いて目を凝らしながら,暗闇の中で構図を作る 。

 

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あまり余所者が入れる空気感ではないので,長居してはいけない。

 

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富久屋。

 

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褐色の世界。

 

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階高がなかなかある。

 

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陰翳。

 

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配線が露出する。

 

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標準レンズでも絵になる。

 

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少しずつ画角を変えて写してゆく。

 

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中央から見上げる。

 

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恐らく後補の壁。往時は店舗だったのだろうか。今は住戸が並んでいる。

 

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裏口からさようなら。

これにて,この日の探索を終了。レンタカーを返却し,新幹線で帰京した。

今回は大分への出張調査だったのだが,それを忘れてしまうほどの密度で,前後に一人旅を繋げることが出来た。このご時世,なかなか「旅行のための旅行」をするのは憚られるので,出張という名義があったからこそ成立した今回の遠征は,大変有難い機会であった。振り返ってみても極めて変則的な1年だった訳だが,こうして少しだけ夏を楽しむことができたのは,大仰な表現にはなるが,自分の人生にとって良い出来事だったと思う。即席で組んだ旅程だったが,充実した撮影ができたし,津久見でも別府でも,被写体に嗅覚で辿り着くことが出来たのは嬉しかった。木造アーケードは次々と解体が進行しているが,辛うじて残っているものを「巡礼」できたのも良かった。撮りこぼした場所や訪問しそびれた場所があるので,福岡・大分は近々再訪したいと思う。 もっと気軽に旅行ができるような時が来た時に,すぐにでも実行に移せるよう,今後も下調べは継続してゆきたい。

 

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