梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

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成田散策(1):新新道とパブ・スナック「東洋」。

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パブ・スナック 東洋。 2021.06.23 千葉県成田市

 


6月23日(水)。仕事の検査で八街市へ行ったついでに,千葉県内を散策することにした。前週の福島調査の前後にはかなりの密度で探索を遂行し,直後の週末にはアマチュアカメラマン状態で祝宴に参加していたので,この1週間での撮影枚数はカメラ歴11年の中でも過去最多だったかもしれない。正直なところ「写欲」とやらは限りなくゼロに近いところまで枯れ切っていたのだが,折角の機会であるし,4・5月を殆ど棒に振っていたこともあるので,気力を振り絞ってこの日も散策を強行した。

仕事は15時までに終わったので,佐倉まで総武本線で戻り,成田線に乗り換える。向かった先は,新勝寺のお膝元,成田である。

成田にはかつて赤線があったという。又聞きの状態ではあるが,その規模は大きくはなく,場所は判然としないらしい。たかだか数十年前の歴史ですら容易には遡れないのが不思議なくらいだが,今回の探索はその「匂い」を十分に感じられるエリアを探索してゆく。

 

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成田駅は県内屈指の立派なターミナル駅。駅舎は平面的に大きい。そんな駅の東口を出て数十歩ほど歩くと,何といきなり「無料案内所」の看板が目に飛び込んでくる。案内所自体は現役ではなさそうだ。

 

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クラブ,ガールズバーなどが入ったビルは,ばっちり現役。アクセス良好の一等地である。

 

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そんなビルを横目に見る道は「新新道」と呼ばれる。新道通りの一本西側を走る「新・新道」ということなのだろう。全く期待していなかったのだが,雲間から太陽が顔を出し,退色した壁面を美しく染め上げた。

 

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人通りも疎らな,静かな道。

 

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凝った窓の開いた建物は,飲食店だった。

 

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蔦に覆われた側面,錆びた看板。

 

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新新道から鋭角に崖を上る階段がある。

 

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新新道を見下ろしながら上ってゆく。

 

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高さは建物の3階程度。

 

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崖上には古い住宅街が広がる。

 

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人の気配もあるので,ささっと通り抜けるのが吉。

 

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新新道を切り取る。なかなか面白い構図。

 

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崖の上にある石碑を囲う玉垣には,遊郭関係と思しき〇〇楼の文字が数多く見られた。

ここまでが新新道の周辺。新道通りに合流し,北東へ進む。

 

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下見板壁の美しい建物がひときわ目を引く。

 

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「東洋」の文字が見える。

 

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造作も美しい。

 

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「お食事処 東洋」である。

 

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2面が道に面している。

 

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側面には「パブ・スナック 東洋」の看板が掛かる。

 

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開業は1959年という。

 

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素敵なランプ。

 

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店は現役。内部の写真は検索すると出てくるが,とても素敵な雰囲気が楽しめるようだ。この日はコロナ禍で休業していたようだった。

 

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道に対して斜めに取りつく扉,この佇まいの「余裕」が良い。

 

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西日が良い意味で予想を裏切ってくれた。

 

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道を突き当たりまで進めば,表参道である。

 

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一軒奥は仏具店。3枚の引戸が美しかった。

 

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時間旅行できる構図。

 

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この商店街は「新道通り共栄会」というらしい。

 

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夕方晴れ男は今日も健在である。 

その2(新道通りと路地裏と「壹番館」)に続く。

 

 

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