梟の島

-追想の為の記録-

立会川商店街,立会川西商店街とその周辺を歩く。

幌の中。 2022.12.17 立会川

 


12月17日(土)。晴天であれば久々に工場夕景・夜景を試みたいと考えていたのだが,生憎の曇天。そこで当初予定は変更し,八丁畷から大森方面を訪れることにした。

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京急蒲田のホームで待ち合わせ,4ヶ月ぶりの再会。そのまま各停に乗り,立会川で下車した。

 

初めて下車する駅。武蔵野台地で生まれ育った人間なので,この辺りは京浜東北線沿線以外は縁が極めて浅い。

 

駅を出ればすぐに立会川商店街。まずは駅の東側へ伸びる道を歩く。人出が多い。

 

唐突な顔はめパネル。龍馬像は何やら襷をかけられていた。

 

湿った空気。

 

背の高い街角の建築,

 

冬枯れ,街灯,たけのこせんべい。

 

東側の散策はほどほどに,駅方面へ戻る。

 

緑色の川は流れが殆ど止まっている。その色の美しさは必ずしも水質を表してはいないだろう。アオサギが居たっけ。

 

京急のガードをくぐる。

 

この商店街も,後々から振り返ってみると,あまり東京っぽくない雰囲気である。川﨑・横浜方面に近いし,そこはかとない「西の風味」を感じる。歩き比べた事のある方なら,言わんとすることは少し解るのではないだろうか。

 

パピヨンの小窓には,サンプルが置かれる代わりに,可愛い世界が構築されていた。

 

第一京浜を横断。

 

ここから先は,立会川西商店街。ずっと前から,いつかは行こうと思って先延ばしにしてきた場所の一つだった。

 

幌の天蓋に覆われる。

 

天井高がなかなか低く,また想像していたよりも短い。

 

共通デザインの四角い電光看板,幌の屋根,薄暗さ。この景色はもう,黙って見せられたら大阪と見間違う雰囲気である。よりにもよって関西からの友人を案内して此処に来るとは,「私としたことが」であるが,,このタイプが東京では実に珍しいという事を力説しておいた。

 

薄暗い曇天の夕刻が良く似合う。

 

「自分の可愛さを知ってる顔だ」と,二人してすぐに断罪したのが面白かった。

仄暗いところにいて瞳孔が丸いから,なおさらあざとく見えたのだった。

 

アーケードの寿司屋。

日暮里の初音小路を思い出していた。

 

相変わらずの亀の歩み。

 

西端は近い。

 

タイルが細かいのも印象的だ。

 

アーケードの終点。T字路に突き当たり,唐突に終わる。

 

商店街沿いの建築を裏から見る。こういう角度から見ると,佇まいには関東感,東京感があるように思う。

 

「西商」

 

オオバンが群れていて面白かった。

 

勝島運河沿い,電線に小間切られる風景。

 

街中の八百屋。

この時も卵が値上がりしはじめていて,そんな話をちょうど此処でした記憶。その後まさかここまで跳ね上がることになるとは…という額の,3月上旬現在である。

 

大森方面へ,裏道を適当に歩く。

 

なかなか古そうな要素。

 

路地。

 

跨線橋。個人的には東海道線・京浜東北線らしいエレメントの一つだと思う。

のんびりと歩いていたが,日没前後には大森に着けそうだ。

 

大森散策に続く。

 

 

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