梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

嵐の大間を経由し,牛滝から仏ヶ浦へ。

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断崖俯瞰。 18.08.05 仏ヶ浦
 

2018年8月。7ヵ月ぶりに東京を発ち,鉄道とレンタカーで,青森周遊を開始。まずは下北半島へ。尻屋崎,猿ヶ森砂丘を経由し,下風呂温泉・つる屋さつき荘に投宿した。


8月5日。5時半に起床すると,やはり外は雨。支度を進め,朝食は予定通り6時に頂く。テレビを付けると,夜中に深浦で随分と強い(1時間90mm程度の)雨が降ったらしく,これがトップニュースだった。依然としてむつ市風間浦村にも大雨洪水警報などが出続けていて,下北半島では佐井村のみが何とか注意報止まりといった状況であった。

 

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朝食。イカはやはり美味であった。

行程を遅らせたところであまり何も起きそうにないので,このまま予定通り出発することにした。仏ヶ浦観光はどうなるか,全く今日の予定の見えないまま,一日が幕を開けた。

25分ほど車を走らせ,まずは一つ目の目的地,本州最北端の地・大間崎に到着。とんでもない暴風雨である。駐車場から岬まで歩く間も,まともに歩けないほどである。雨がとにかく冷たい。

 

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8月にも拘らず気温は10℃台。地面に下りたカモメも真っ直ぐに立っていられず,風にあおられてヨロヨロと流されているほどだった。

 

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これは到底,記念撮影どころではない。逃げ込むように土産物屋に入り,雨宿りがてら乾物の類などを購入した。

これでは仏ヶ浦の観光船も今日は欠航だろうと確信した。急いで車に逃げ帰り,一息ついて,大間温泉というものの存在を確認するなど,早くも旅程の変更を検討しはじめた。しかし,念のためダメ元で牛滝から仏ヶ浦へ向かう観光船「夢の海中号」の状況を問い合わせてみると,予想に反してなんと普通に運航しているらしい。ではやはり予定通りに向かってみようということで,1時間半ほど下北半島の西岸沿いをドライブしてゆく。なかなかのワインディングロードで,運転は楽しかった。

 

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「願掛岩」なる巨岩に天候と旅の無事を祈る。

 

北側から仏ヶ浦を眺められる展望台に到着した。しかし手前側の木が育ちすぎていて,きっちりと視界が開けない。もう少し手入れしてくれ…と思いながらも,何とか望遠レンズで撮影。

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引き続き小雨が舞っているが,風は大間に比べればだいぶ弱まっていた。牛滝まではもう少しの道のりである。

 

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ここまでのドライブ中,ヨメ氏の携帯に電話が何度か掛かってきていたようで,掛け直してみると牛滝の観光船の担当者のおばさんからであった。朝の電話の時点で10時着予定と伝えていたものの,少し遅くなっていたのだが,何と我々を待っていてくれているらしい。何と親切な…しかも3組待たせているらしい。先に行っていただいて構わなかったのだが,やはり待っていてくれるということなので,車を飛ばして,10時10分すぎ,牛滝港に到着。乗船するやいなや,観光船は間髪入れずに出航した。

 

初めは船内に居たが,程なくして甲板に上がれるというアナウンスがあったので席を動いた。黒系の岩がごつごつ並ぶエリアを抜けると,景色の岩々は次第に黄色系に変化してゆく。

 

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黄色のゾーンを暫く航行してゆくと,ついに仏ヶ浦の白い巨岩群が遠くに見えてきた。

 

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雨はかなり止んできた。下北半島沿岸とはいえ,佐井村と大間では天気は大きく異なるようだ。

 

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波は殆ど無く,比較的安定した航路である。視界の岩々は実に美しく,興味深い。

 

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k-5とk-3で写りが異なる。ここにおいては1枚下からのk-3のほうが,色彩を的確に捉えられている感がある。

 

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空は白いものの,海面の青緑色が美しい。

 

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奇岩に目を向けていると,あっという間に船着場が近づいてきた。

 

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縦の線が美しい。

 

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さて,いよいよ上陸である。 

 

仏ヶ浦上陸編へ続く。

 

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