西日を見る。 2022.08.28 野潟
8月28日(日),酒田出張の前日は,羽越本線沿線へ。午前中は碁石,鼠ヶ関~府屋を歩く。昼食の後,午後は桑川駅から南下。桑川,浜新保,馬下,早川,吉浦,柏尾(かしお)を歩いた。
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柏尾を発ち,南下。
黄昏色の国道345号線。
一番やりたい事を確かにやっている筈なのに,胸はどういう訳か苦しいままだった。訳も無く涙が流れた。
大荷物を背負って25kmを歩いているので,脚は悲鳴を上げつつあった。
柏尾海水浴場。夏の日は,最後まで強い。
大型犬を散歩している方に挨拶をした。犬は砂浜に下りて楽しそうに飛び跳ねていた。
気付けば粟島が随分と北に見える所まで歩いてきた。
嗚呼,最高の時間だ。
砂浜。
間島への入口。
ちょうど列車が通過していった。
黄色の時間。
花は咲いて。
間島は,比較的新しい印象。駅の北側はあまり歩いたことが無い。
売家があった。
夏の夕刻。
間島は集落の途中に墓地があった。
間島駅。この駅は何度も降りているので,懐かしさというよりも安堵すら感じた。
さらに南へ,脇道には入らずに急ぐ。日没が近いのだ。
橋を渡ると,野潟の集落に入る。
既に陽が届かない。
西を見れば,幻想的な黄金色。
それはもう,すさまじい色の染まり方であった。
西日本のような色の鮮やかさだ。
この辺りは立派な屋根の家が多かった。
長い影。
六角形のバス停が愛らしかった。
予定ではここからもう一つ南の大月を目指していたのだが,流石に日没に間に合いそうになかった。南下を断念し,最後は野潟で日没を見送る事にした。
その27(野潟・日没)に続く。
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