夕刻のバス停。 2022.06.02 新座
6月2日(木),ふと思い立って仕事を早々に切り上げ,新座にやって来た。
予てから訪れようと思っていた西武中央商店会を目指し,斜陽に色付く街を歩く。
不二家の煙突。
武蔵野線の貨物線的表情。
栗の花の臭いに,5月下旬~6月上旬らしさを感じる。
googleは時々,未舗装道を案内してくるから面白い。学校のグラウンドの横を通り抜ける未舗装道,妙に印象的な空間だった。
柔らかそうな土に,柔らかい光。
6月を迎えた新緑。
オートパーツ。
新座駅方面からやって来たバスに追い越された。
野郎の休息。
島のような緑。
とても光が綺麗で,盛夏のような色合いであった。
錆を目印に,関越自動車道を超える。
西武商店街が見えてくる。
早速,東芝の乾電池自販機がお出迎え。
模型店,立派だ。
肉屋の装テンが西日に燃える。
長屋形式のビルが,この商店街の象徴的存在である。
実に艶やかな夕刻だ。
西武中央商店会,西武商店街とも呼ばれる。
アーケード下のバス停。
ちょうどコミュニティバスがやって来た。
水道,もう使われることは無いのだろう。
陰翳,色彩,内外の空間の緩やかな共存。非常に均整の取れた美しい空間であった。
清瀬から旭が丘団地までの西武バス(清63系統)が,それなりの頻度で運行している。ここは埼玉県新座市なのだが,東京都清瀬市との市境。生活圏・文化圏としては,新座ではなく清瀬に属しているといっても良いのかもしれない。
薬局前にて。
光の印象。
夕べの花。
剥き出しの昭和。
壮観だ。
「花夢音!せいぶ」の文字列が整然と,空に並んでいた。
その2へ続く。
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