梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

青森・第三新興街(2):漂う究極の場末感。

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3層の異世界。 18.08.06 第三新興街
 

2018年8月6日。前夜は八戸・小中野,遊郭建築を転用した新むつ旅館に泊まる。内部空間,女将さんとの対話,そして展示資料,どれも素晴らしい記憶・記録となった。

 

そして新青森駅でレンタカーを調達して,古川市場で「のっけ丼」を食してから,第三新興街へ。その1では閑寂の空気感を纏めてみた。

 

1本目の寂れた通りには,人の気配がほぼ無かった。生気のない3階建ての家に挟まれた狭隘な路地を歩くと,なかなかな恐怖を感じるものだ。こちらから視線を配り切れず,どこかから見られているのではないかという怯えを持たざるを得ないからなのだろう。

 

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クラシック・ブルー。

扉の角度が粋である。食堂というよりはスナックのそれであるが。

 

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タイル美し。

 

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こちらにはクラシック豆タイル。この華美な装飾,赤線を思わせる造りである。

 

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灯りの無い「あかり」。

 

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この窓の感じがどうにもアジアである。

 

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タイルと色付きのガラスブロック,テーパーの付いた扉にダイヤ型の小窓,紫の看板。

もはや「勝利の方程式」である。

 

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ジェンガのような建物の1階には「スナック青森」。随分と大きく出た名前だなぁ。

 

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紫が流行っているのだろうか。この一角はどうにも小奇麗で,恐らくは現役なのではないだろうか。

 

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我々が撮影している間に,当初は無かった自転車が。「せい子」が帰宅したようだ。

 

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こちら側の通りは今なお現役で,夜には営業をしているらしい。

自分は未だ若すぎるので,こういった場末の夜の街にはなかなか切り込めない。純粋に悔しい。

「おかあさん」という店に,お爺さんが入っていった。店(家)の人だろう。お爺さんは電話に出るときに「はい,おかあさんです」とでも言うのだろうか。笑

或る程度外向きに,人が来ることが想定されている場所でもあるため,気負う必要は無く,終始リラックスした撮影であった。

 

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裏口。この電線もまばらな,バラック感。昭和はいつまでも続くのか。

 

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食べログだったか,ここのレビューが記載されていたのも見た。

 

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このカラフルなパッチワークは,廃れてなお凄い迫力だった。

 

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さらば,第三新興街。

 

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第三新興街の撮影を終えて,すぐ近くにあるDX劇場のファサードを眺めたのだった。

 

さて,駐車場に戻り,車で再出発。ここからは,一路北を目指す。

 

津軽線撮影編へ続く。

 

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