梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

青森・第三新興街(1):風前の灯火のバラック街。

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異世界。 18.08.06 第三新興街
 

2018年8月6日。前夜は八戸・小中野,遊郭建築を転用した新むつ旅館に泊まる。内部空間,女将さんとの対話,そして展示資料,どれも素晴らしい記憶・記録となった。

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新青森駅でレンタカーを調達し(またもや白のヴィッツであった),まずは青森駅方面へと向かった。駐車場に入庫し,古川市場で満を持しての「のっけ丼」である。まず市場を一周見て回り,概ねネタを決める。ヒラメ,カンパチ,ブリ,イカ,ハマチ,中トロ,赤身,サーモン,いくら,エビ,タコ,ホタテなどなど,2人でシェアするものも含め,好みのネタをチョイス。

 

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どれも美味だったが,包丁捌きの上手い店のネタは特に舌触りがよくて格別であった。

 

のっけ丼を食べ終わったその足で,第三新興街の撮影へと向かう。 

視認できない時間が長かったので,まさか昨日の某廃校同様に無くなってしまったのかと不安になったが,ちゃんと残存していた。

 

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大通りに面した,亜空間への門。

 

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2本ある道の,1本目。打ち棄てられているような雰囲気である。

 

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幾十年の時を超えた,北国の異界。

 

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往時はずらりと看板が並び,客が溢れていたのだろうか。

 

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この扉,一体いつから開いていないのだろう。

 

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パッチワークのような壁。

しかしまあ,扉の高さの低いこと。かなり屈んで撮影している。

 

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閉塞。

 

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この狭小な敷地に3層の建築を建てる「気合」。この圧迫感たるや。

 

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こういう古い(古き良き,とは必ずしも言えないのだが,間違いなく筆者の好みである)景色を見ると,嗚呼アジアだなあ,などと感じたりする。

ここは赤線ではないのだが,青線だったとか何とか。そして今なお夜には怪しげな人影が立つとか立たないとか。噂はさておきとして,昭和30年代の空気感を保った貴重な空間であることは間違いない。

 

その2へ続く。

 

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