梟の島

-追想の為の記録-

石川郡石川町(1):寒風吹き荒ぶ野木沢駅前。

目抜き通りと蔵。 2023.1.5 野木沢

 


1月5日(木),18きっぷの4回目・5回目を使い,1泊2日で福島・中通りへ足を運んだ。

 

水戸から水郡線に揺られる。実を言うと,上菅谷以北の本線は初乗車だった。

同じく18きっぷを利用した旅人が多い。常陸大子までは4連だったが,かなりの座席が埋まっていた。その先は何と単行での運転で,なかなかの混雑。前方にかぶりついた。

 

この日は石川町を目的地にしていたのだが,少し時間を余すと思われたので,敢えて1駅先の野木沢駅で下車した。40分間の散策の後,南行に乗って石川に戻るという算段だ。

 

正午の駅に降り立つ。列車が去ると,たちまち静寂が訪れる。吹き付ける強い西風の冷たさに驚くとともに,中通りに降り立った実感が湧いた。

 

駅前には案内看板と石碑。

 

駅前の目抜き通りを歩いて行こう。

地名としては野木沢ではなく「中野」になるらしい。

 

漆喰の落ちた蔵。2021・2022年の地震も影響しているのだろうか。

 

店舗が並ぶ。営業している雰囲気は無い。

 

突き当たりの商店。

 

北へ。

 

池は半分ほど凍っていた。

 

食堂。醤油ラーメンのめちゃめちゃ良い匂いが漂っていたのだが,時間が無い。

 

須賀川へ抜けるバスが通過していった。

 

あっという間に手が悴み,顔が強張る。

 

八幡神社へ。

 

鳥居を3つ抜けた先の社殿にて,旅の無事を願った。

 

冬晴れの寂寞。

 

赤い屋根が目立つ。

 

変わった瓦。

 

漆喰仕上げではない土蔵も多い。

 

風に回る。

 

風が強く,塵が無いのだろう。あまりにも空が青かった。

 

全面,結氷。

 

商店の丁字路から逆方向へ。

 

古い街灯,裸電球。

 

幾つかの蔵を撮る。

 

溜池は釣り堀のよう。

 

ここは石川町。

 

裏道を抜ける。少し遠回りしすぎて,列車の時間が迫っていた。

 

駅まで走る羽目に。

 

自転車にのった小学生が,大きな声で挨拶してくれた。

福島空港が近いので,飛行機が大きく見えた。

 

駅に着き,弾む息を整えると,すぐに南行の列車がやって来た。

その2に続く。

 

 

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