梟の島

-追想の為の記録-

旧北陸本線沿線散策(8):霙舞う名立の町。

雪。 2023.01.21 名立

 


1月21日(土)。表題には「旧北陸本線沿線」を掲げ,様々な観点から昔日を偲びつつ,1泊2日で上越へ。直江津駅を発ち,谷浜駅,有間川を通り,名立小泊まで歩いて来た。

▼その1はこちらから。

anachro-fukurou.hatenablog.com

引き続き名立小泊から。

 

裏道を歩いた。

 

細い路地がある。

 

山門。

 

漁協へ。

 

海には近寄らず,眺める。

 

そんな漁港にぽつんと佇む祠がある。

 

機雷爆発の地碑である。

案内看板を抜粋する。1949年3月30日,名立小泊の漁港付近の海岸に漂着した機雷が爆発し,63名の尊い命が失われた。うち42名が小中学生という,非常に悲惨な事件だったという。

 

これ以上ないくらい深く,哀悼を捧げた。

地方の小さな集落にとって,これがどれほど悲惨で甚大な出来事であったか,正直なところ想像もつかない。ただこの町が背負った歴史の痛ましさに,胸がただただ痛くて,涙が出た。

 

集落の目抜き通りに戻る。

 

板壁で覆われた鐘楼。

 

クランクを抜けて,名立小泊から名立大町へ。

 

水。

 

水の印象。

名立小泊に着いた時は晴れていたのに,雪が降り始めた。

 

今日一番,強い降雪かもしれない。

 

路地に舞い込む白い粒。

 

西へ歩く。

 

2台持ちの限界が来ていた。

 

素敵な造作。

 

商店で雪宿りをしつつ,昼食を買った。

 

店が並ぶ。

 

中心街。

 

名立川の北岸,中心街を概ね歩き終えたことにする。

とにかく,顔と手が冷たい。寒かった。


その9に続く。

 

 

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