梟の島

-追想の為の記録-

旧北陸本線沿線散策(15):名立駅から,上越・糸魚川市境を超える。

電柱島。 2023.01.22 筒石

 


1月22日(日)。旧北陸本線,直江津~糸魚川を歩く旅。二日目は未明の能生・弁天岩と白山神社を訪れ,宿を発ち能生駅へ。

▼その13はこちらから。

anachro-fukurou.hatenablog.com

昨日の続きを歩くために,名立駅へと戻る。

 

駅を発ち,北へ。街に戻る。

 

電気のお湯ってやさしいね。

 

河口にて。

このあと,コンビニに寄ったのだが,駐車場にて,昨日落としてしまった片方の手袋と奇跡の再会を果たしたのだった。

 

コンビニを発ち,ここからは未踏区間。

 

薄らと晴れた朝。

 

持ち送りのディテール。

 

これにて名立の街を抜ける。

 

海岸線をゆく。

 

ふたたび海が表情を曲げる。

 

冬が居てくれるから,安心して独りになれるのだと思った。

 

大抜トンネルへ。

 

入口は緑色,中腹は暗くなる。

 

右カーブを抜けてゆく。

 

糸魚川側の坑口。

 

沖合のタンカーを見る。

 

名立を振り返る。ここをずっと歩いているのだと思うと,念願が叶った実感が嬉しい。

 

1958年の擁壁。

 

逆巻く波。

 

石張りの擁壁,これもまた古いものであろう。

 

いよいよ,市境だ。

 

振り返る。さらば上越市。

 

市境,何もない。

こういう「果て」を徒歩で超える事の充足感は,何にも代えがたい。

 

筒石の手前,徳合の集落の入口。

 

旧線の橋脚が遺構として残る。

 

集落へ。

 

小さな集落を抜けた。

 

電柱島が見えてきた。

 

柱脚は完全に波に呑まれていた。

 

雲行きが怪しくなってきた。

 

その16に続く(※近日更新予定)。

 

 

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