梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

群馬・渋川,早春の朝(1):平沢川沿いのスナック街。

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Riverside morning. 2021.03.11 渋川

 


2021年3月11日(木)。中之条での現地実験当日。前日は昼前に出発し,群馬県内を散策。水上温泉水上駅前を歩き回り,夕方から夜は沼田を散策。19時台に渋川に移動し,ビジネスホテルに投宿。

▼水上その1はこちらから。

▼沼田その1はこちらから。

 

翌朝は5時45分頃に起床し,前夜に買っておいたコンビニパンをたいらげ,渋川の街歩きを敢行する。ホテルのフロントに荷物を預け,身軽な装備で早朝の空気の中に飛び出した。

 

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渋川。かつて三国街道の宿場町として栄えた街である。渋川駅の東側には大同特殊鋼の広大な工場が建ち,中心街は線路の西側に存在している。

西口のビジネスホテルからさらに西へと歩き始めた。店舗の跡は点在しているが,駅の付近に古くからの中心街は見当たらない。

 

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朝の光は,全体的に「黒」を明るく見せてくれるような気がする。

 

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東京はもうすっかり春めいてきていたが,渋川の朝の空気は「キン」と緊張していて,まだ冬を感じさせてくれた。冬に地方でこの空気を味わえるのは,今年はこれが最初で最後の機会だった。

 

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朝焼けが橙に染め上げる。

 

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辰巳町西交差点でマロニエ通りを越えて,県道25号線に入る。

隅切部近くの,パールの様な光沢のあるタイルは,沼田のサントリー会館の横の美容室ふじたで昨日見たものと同じようだ。

 

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更地の向こうに。

 

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嘗てここが商店街であったことを思わせる佇まい。しかし建物は疎らだ。

 

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ジャノメミシン渋川店。ベランダにある半円と長方形が組み合わさった形の物は一体何だろうか。

引き続き北上してゆくと,25号線は平沢川と交差する。そこで一旦25号から外れて,川沿いを東に歩くと,下調べで見繕っておいた今回の探訪の第一目的地に着く。

 

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リバーサイド・スナック街。

 

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チャオ,恋路。朝陽が眩しい。

 

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建物からは何となく人の気配を感じる。

 

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「小料理」の店の扉は,かなり屈まないと入れないような高さだった。

 

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清々しい朝の光が照らすには,やや被写体に夜の成分が強すぎるかもしれない。そのミスマッチが面白かった。

 

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「瀬里奈」の看板は,近年改装したようなデザインである。

 

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沼田には古いスナックが街の至る所に残っていたが,渋川の歓楽街はかなり小ぶりで控えめに見えた。この時点は未だ,そのように感じていた。

 

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川の対岸から眺める。ちなみに対岸は閑静で新しい住宅街だった。

 

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川を挟んで住宅街とスナック街が対面しているというのも不思議な感じがした。はて,この新しい住宅街の場所には,嘗て何があったのだろう。説明はその3に回すとしよう。

ホテルからそこそこ長い距離を歩いたが,渋川という街の実態は,まだ良く見えてこない。

 

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「四ツ角」という信号から西に行くと,渋川商工会議所(旧渋川公民館)が見えて来る。曳家移転により,この地で活用されている。

 

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「アルテナード」という現代風な道の名前からは想像もつかない,昭和を色濃く残した街並み。

 

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バスがちょうどやって来た。

 

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伝建も顔負けの雰囲気が残る。

 

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かつては印刷会社が入っていた建物。2階の建具が華奢で素敵だった。

 

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だいぶ歩いてきたが,結局まだ渋川の「中心」の痕跡が見当たらない。

 

渋川,早春の朝(2)へ続く。

 

 

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