梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

群馬・渋川,早春の朝(3):区画整理で失われた繁華街の残滓。

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商店街跡。 2021.03.11 渋川

 


2021年3月11日(木)。中之条での現地実験当日。前日の水上・沼田散策に続き,今日は朝6時15分に出発して渋川の街歩きを敢行。駅西口の県道25号線を北上し,平沢川沿いのスナック街,アルテナード沿いの街並み,本町・寄居町の昭和の街並みを撮影している。

▼その1はこちらから。

 

樋口酒店の旧店舗からさらに東へと進む。

 

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ひときわオーラのある建物。

 

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この右側には,丸窓のある妓楼風の建物があったのだが,残念ながら解体されてしまっていた。

 

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妙法寺の正面へと延びる道には,雰囲気のある建物が残っていた。

妙法寺に参拝しようとしたら,番犬にものすごい勢いで吠えられたので退散。

 

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この道をもう少し進めば25号線にぶつかるのだが,ここで左に折れる。

 

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この道である。写真左端にも妓楼風の建物があったはずなのだが,これもまた解体済み。残念続きである…。

 

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昭和臭の強い路地は健在だった。

 

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クラブふじ。

 

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かつて平沢川沿いのスナック街からこのあたりにかけては,歓楽街だった。

丸窓のある妓楼風の建物も,やはり花街の構成要素だったのだろう。帰京後に調べると,どうやら「四ツ角」という交差点の周辺には,それはそれは筆者好みの街が展開されていたようなのだ。外部リンクを貼っておく。

平沢川のスナックも,川の両岸にあったようで,まるで映画のロケ地のような風景が展開されていたらしい。現地探訪時には新しい住宅がやたらと目立ったのだが,どうやら2008年から今日に至るまでの間に,歓楽街は街ごとすっかり無くなってしまったということだ。ここまで綺麗さっぱり失われるというのは,やはりここが関東であり,街の代謝が早いからなのか。残念ながら,来るのが12年遅かった。

 

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区画整理の範囲から僅かに外れた場所が,かつてここが繁華街だったことを今に伝える。

 

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しかし妓楼風の建物は,2棟とも解体されていた。街全体を見渡した時に,くたびれた印象よりも新しい建物の多さに驚かされた。このあたりもきっと風前の灯火で,次に訪れた際は,昭和の残滓は綺麗さっぱり無くなってしまっていてもおかしくはない。

 

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25号線の西の道に戻り,北上する。凝った意匠の飲食店がある。

 

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四ツ角の交差点から400mほど離れているが,スナックも点在している。なかなか大きな繁華街だったらしい。

 

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その北には,嘗ての商店街の痕跡が見られた。

 

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ようやく,渋川という街の輪郭が,少しずつ見えてきた。

 

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鮮魚店跡。

 

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かつての商店が残る。

 

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さて,タイムオーバーが近いので,サクサク歩いてホテルに戻ろう。

 

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25号線に残る看板建築。

 

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見返せば見返すほど,来るのが遅かった,という印象が強まっていく。

 

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路地にさよなら。

 

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「日本のへそ」の前を通る。

 

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マロニエ通りから少し東に歩き(厳密には小走り),下調べで見つけた看板建築を撮った。「紅バラ美粧院」と書かれていた。

 

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ホテルに戻り,フロントに預けていた荷物をピックアップ。駅に戻る。

 

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早朝から1時間半の散策を完了。ちょっと手の込んだ意匠の駅舎に到着した。

 

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まもなくして入線してきた211系に乗り,吾妻線で仕事へと向かった。

 

 

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