貫禄。 2021.11.28 旧楯岡銀行新庄支店
11月28日(日)。新庄出張の前々日に出発し,まずは村山駅前を30分ほど駆け足で散策し,その後は新庄へ。駅前から散策し,アーケード商店街「新庄一番街」で驟雨をやり過ごした。
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ちょうどアーケードの東端に着く頃に,雨が上がった。
傘を畳むことができた。
突き当たりを北へ。
貫禄のある近代建築が見えてきた。
旧楯岡銀行新庄支店(1915頃?)である。
石造建築に後から屋根を足したようだ。
民家にしてはあまりにも重厚だ。
ディテール。側面まで手が込んでいる。
ここでも奇跡的に陽光に恵まれた。
横には門。
左手前は,質屋時代に増築されたのだとか。いずれもネット情報のため,真偽は不明である。
こんな素晴らしい近代建築が街中にゴロッと残っているのは,散策する外様からすれば面白い。しかし,村山の大山呉服店然り,保存のために何かしら手を差し伸べるべきなのではないかと不安にもなってくるのだった。
向かいには旅館等が建ち並ぶ。
新庄泊が必須なら,こういう旅館に泊まってみたい。尤も,すぐ近くに沢山の温泉街があるので,優先順位は下がってしまうのだが。
裏道を南下する。
一番街に戻る。
雨に濡れたアスファルトの反射,南中直後の太陽の光。
まるで雪の日のような眩しさだった。
新庄市役所前に抜ける道へ。建具の美しい木工店があった。
乙種防火戸。
新開橋から南を見る。
川沿いの飲食店街。
テレビの音が漏れ聞こえてきた。
川沿いの景色。
不思議な配色,不思議な立地の小料理店。
活況は夢の彼方へ。寂寥感を演出するかのように,再び小雨が降りはじめた。
32号線に出て,昼食を求めて駅前に戻ることにした。
その3へ続く。
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