梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

富士工場夜景(5):春日製紙,薄暗い曇天の朝。

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工業都市の朝。 2020.07.12 大興製紙

 


2020年7月13日。前夜は富士で工場夜景を撮る。イハラニッケイ化学工業の夕景・夜景を撮影し,ポリプラスチックス富士工場,蓼原大橋の大興製紙を巡った。

富士で一泊し,翌朝は岳南電車を撮るべく,岳南原田駅へと向かった。

3編成すべてを撮影したが,浜松出張の集合時間まではまだ少し時間の余裕があったので,岳南原田駅の近くの春日製紙で,「工場朝景」を撮ってみよう。

 

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ほぼモノクロの世界,曇天が良く似合う。

 

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蒸気が溢れ出る。

 

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この塊から,2方向に溢れた蒸気が,天に向けて放たれる。

 

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滝川に沿って展開するプラント。

 

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ゴォォォォ…と音が鳴る。人の気配は,背面側の小野製紙のみ,視線の先には感じられない。

 

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少し歩くだけで,角度は大きく変わる。

 

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滝川沿いを歩き続けると,このあたりでガードレールが無くなる。まるで私道のような公道である。

 

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対岸には低層の建築が平面的に広がる。

 

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そしてこの景色が見えてくる。2006年のTBSドラマ「白夜行」で,ブリッジのようにたびたび登場した,名もなき橋である。

 

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橋の上から,来た道を振り返る。小野製紙には工事用の幕が張られてしまっていたものの,全体としてはほぼ14年前の景色を保っていた。

子役の福田麻由子泉澤祐希の姿を思い出す。2人とも立派に俳優になって活躍しているのは嬉しい。14年越しの「聖地巡礼」となった。

 

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引き返し,再びファインダー越しに,工業都市の午前8時を堪能する。

 

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今にも雨が降り出しそうな空。風が吹いてきたのか,煙が靡いている。

 

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少しだけ解剖してみる。

 

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マッシヴな塊。

 

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2:3に綺麗に納まった。

橋からの復路では,レンズキャップをどこかに落としたかと思ってハラハラしながら撮影していたのだが,車の助手席に置き忘れていただけだった。一安心してから,富士を発つ。朝の渋滞を抜けた後は,浜松いなさでの現場調査に向け,東西方向に長い静岡県を横断する。1号線で藤枝岡部ICまで行き,新東名。IC手前の道が工事により新しくなっていた。新東名での合法120km/hは初体験だったが,それ以上に,走行音が聞こえなくなるほどの豪雨が降りつける中を,最高速でワイパーを動かした記憶のほうが,思い返すと鮮明である。集合時間の10分前に無事に到着し,復路も無事に同じルートで静岡まで戻った。出張先から浜松に戻るのと静岡に戻るのとで,運転時間に大差ないと判断し,あわよくば1本早いひかりに乗れるかと思ったのだが,現場調査が想像以上に長時間を要したのでこの目論見は叶わなかった。新幹線で帰京し,1泊1日の出張兼小撮影行は幕を閉じた。

 

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