梟の島

梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

五能線キハ40,最後の秋(25):東八森,金色の夕刻。

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金色の夕べ。 20.10.31 五能線 八森~東八森

 


2020年10月31日(土),秋の五能線を追い求める撮影行の2日目。早朝から陸奥柳田~越水の「山線」区間で数々の列車を撮影。午後は岩館方に舞台を移して撮影を続けている。

▼一番列車はこちらから。

 

大間越海岸,ドライブイン福寿草の有名撮影地で撮影を済ませたが,相変わらず忙しない。ここで終わらず,326Dを八森界隈まで追う。先程下見したカーブの陸橋に向かうつもりだったのだが,先行する同業たちか,あるいはツーリングの人々なのか(赤のアルファロメオが2台居たのは,恐らく同業ではないような気がしたが),一斉に数台が東八森駅手前のローソンに入っていったので,それに倣って駐車場に入ってみる。築堤の背景となる山肌は紅葉が美しく,西側から線路を見る格好のため,見渡す限り全てのものが順光である。人工物はほぼ無い。申し分ないかな,と思い,急遽ではあったがここで待ち受けることにした。

しかしこれがミスチョイスだった。線路際の草が全くといっていいほど刈られておらず,いざやって来た列車の足回りを悉く隠してしまったのだ。

 

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枯れた田圃の彼方,小さな橋を渡る。

 

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肉眼を疑うようなホワイトバランスの中,2連の列車はあまりにもちっぽけだ。

 

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金色の絨毯の上をゆく。

 

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辛うじて草の無い箇所がスポット的にあったので,そこに列車の先頭部分を持ってきた形で納める。かなり強引な絵になってしまった。或いはもっと広角で,空まで広々と入れてしまった方が良かったのかもしれないが,咄嗟にその判断はできなかった。そもそも当初の計画通り,東八森の南の陸橋まで行っておくべきだったのだ。折角の光を無駄にした気がして,ちょっと落胆してしまった。それでも,斜陽に染め上げられた国鉄気動車が金色の絨毯の上を泳ぐ様は,十分に美しかった。

 

その26(米代川橋梁,日没後のシルエット)へ続く。

 

 

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