梟の島 -叙情的叙景詩-

-叙情的叙景詩-

早春の飯能散策(1):南裏通り,飯能銀座,柳町の街並み。

SAITAMA旅館。 2022.03.12 飯能

 


3月12日(土)。平日に疲弊したせいで気管支の状態が良くなく,午前中はくたばっていたのだが,何とか快復したので昼過ぎに出発して,埼玉県・飯能市へと向かった。

この日はやけに気温が上がり,否応なしに春の訪れを感じさせられた。春は苦手だ。この季節に棲息する諸行無常は、愁いや愛おしさではなく暴力的な虚しさを持っている。運動エネルギーが大きすぎるし、変位も大きすぎる。毎年その尻尾にしがみつこうとしてみるのだが、すぐに強烈な遠心力で振り落とされてしまう。この日も出掛けてはみたものの,白っ茶けた埃っぽい空、過剰な接待のホテルの客室に入ったときのような馬鹿馬鹿しい気温の高さに、心がみるみるうちにしおれていった。せめて夕方だけでも美しくあってほしいと願いながら,西武線に乗り換え,14時半頃に飯能駅に着いた。

 

北口の駅前は,方向感覚を狂わせる造りだった。

 

駅前通りの喫茶店の横道を西へ。

 

駅徒歩0分で,いきなり雰囲気が出てきた。

 

南裏通り。

 

伊勢屋横丁を覗く。

 

一方通行のY字路。

 

蕎麦屋のある一角。

 

218号線,春日通りにて。

 

「マルブン」なる商店には,琺瑯看板のコレクションがあった。

 

北上し,南銀座に入る。「飯能旅館」は既に存在していないようだ。

 

「畳一式 島崎」の文字を見逃さない。

 

鄙びを背負う猫。

 

トタン葺きの情景。

 

伊勢屋横丁,吉村旅館。

 

飯能銀座に入り,東へ。

 

春は浅く,夕暮れは遠くない。

 

トタンとシャッター。

 

横道に折れると,看板建築があった。

 

旅館「新川長」だった。文化持ち送りも見えた。

 

曲線の美。

 

料理店と旅館が共存していたのか,時代が異なるのか。そのいずれも,時間軸の彼方へ。

 

呉服店も健在。

 

駅前通りとの交差点付近に,もう一つ看板建築があった。

 

交差点を東へ渡る。

 

スリーナイン。

 

関東では良い自転車店とよく出会う。

 

自分は「クールミント・グリーンガム世代」である。幼少期,何百枚と噛んだなあ。クールミント派である。大人になってからはBLACK BLACKを運転時の眠気覚ましで噛む程度になってしまった。

 

低層のスナック群。

 

八高線の踏切の一つ手前の信号で北上する。天六鮨の建築が印象的だった。

 

その2へ続く。

 

 

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