8月21日は,中津市街を散策した後,県を跨ぎ苅田へ移動。橙に染まる空を背景にした工場夕景,そしてそのまま夜景の撮影へと突入した。
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苅田の「工場夜景のラスボス」,三菱マテリアル九州工場のプラントを中心に,被写体とアングルの数は十分。一先ずは「港町」からの撮影を終え,次なるスポットを求めて,南側の長浜町へと移動した。
曲がる者,真っ直ぐ伸びる者。
空は暗い。このゴシャゴシャの被写体,ここからのアングルの先例はあまり見たことが無いが,個人的にはなかなか魅力的だと思う。
正門の全景。ヤシの木の南国感。
威厳。
南に移動。太平洋セメントのサービスステーション,だろうか。電源開発株式会社の九州アッシュセンターなる看板も掛かっている。この通りに人の気配は無く,1人で居るのが心細い。時折,不思議な金属音が闇の中から聞こえてくるので,怖かった。
そそくさと撮影して移動する。
巨大な生物のよう。
運河越しのアングルで,ここにも釣り人が多かった。
最後は幸町に移動する。JR苅田駅東口から東に折れ,絶対に離合不可能な道(公道なのか疑わしいレベルの道だが,ストリートビューでも入れる)を通り,三菱マテリアルの向上に南西側から接近。近距離で撮影してゆく。
船の純白の光,工場の緑がかった光。
クレーン。絵は複雑だ。
タンクの上に住まう者。
正面側とはまた違った見え方をする。
カイコの幼虫のよう。
明るい保安灯が,海面に反射する。夜景らしい夜景だ。
全景。
最後は,一番最初に探訪した港町の対岸スポット。もう,すっかり夜。空も海も黒く,海面には光芒。
巨大な要塞都市,撮り納め。
帰り際,向山公園のアングルも立ち寄ろうかと思ったが,公園には街灯が一切といっていいほど無く,一人で探訪する勇気も気力も無かったので,撤収。またいつか,明るいラスボスを拝めることに期待である。
小倉までドライブ,カーナビに騙されて都市高速に誘導され無駄に520円を失ったが,直前に予約した東横インに無事投宿。部屋番号が誕生日と同じで驚いた。明日は北九州の木造アーケードを朝から巡り,夕方の新幹線で帰京するハードスケジュールの予定である。
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