気付けば夕刻。 2022.12.10 小湊
12月10日(土)。3ヶ月ぶりの同行で,千葉・勝浦へ。行川アイランドから浜行川港,おせんころがし,大沢の集落を訪れ,伊南房州通往還を歩いて小湊へやって来た。
▼その1はこちらから。
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誕生寺へ。
祖師堂(市指定,1842)。これだけ立派な堂宇があるとは知らなかった。
部材は江戸城用のもの。伊達藩の船が遭難し,譲り受けたのだとか。
向拝も虹梁も大きい。
重そうだ…などと思うのは職業病。
広角にも納まりきらない,二又の松。
参道。我々は裏から歩いてしまった格好だ。
仁王門を通り,振り返る。
仁王門(県指定,1706)。組物には傷みが見られ,柱の傾斜も小さくない。そろそろ修復をしてあげたいような雰囲気だった。
歩く。
誕生寺の脇には小湊神社。
廃れた雰囲気。
裏道。
アサダ水産にて。
有り難いことに,写真,撮っていっていいよと言っていただいた。
店内のこの雰囲気,堪らない。
夜までやっていれば此処で一杯飲みたかったのだが,夕方には締めてしまうということだった。
店の前の路地もまた良い。
漁港に出た。
冬らしい陽射の色。
もう気付けば,夕刻だった。
裏路地を覗く。
往還を北へ歩こう。
海産店,良い佇まい。
日蓮交差点付近にて。
国道の北側の街を歩く。
「天津小湊町」の名前が残る。
船具店。
緩やかなアールのついた街角。
ここからは,この一帯を彷徨ってみよう。
その6に続く。
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