梟の島

-追想の為の記録-

勝浦・小湊散策(7):内浦の夕べ。

黄昏。 2022.12.10 内浦

 


12月10日(土)。3ヶ月ぶりの同行で,千葉・勝浦へ。行川アイランドから浜行川港,おせんころがし,大沢の集落を訪れ,伊南房州通往還を歩いて小湊へやって来た。

▼その1はこちらから。

anachro-fukurou.hatenablog.com

引き続き,日没間際の内浦をあてもなく歩く。

 

小文字のy字路。

 

吾妻神社の鳥居。

 

石段。

 

外房線を潜る。

 

寄棟屋根,瓦の印象。

 

街歩きはこのへんで終わりにしようか。

 

大風沢川(おおびぞがわ,という難読っぷりである)を渡る。

 

夕雲を映す。

 

海水浴場に下りて,日没まで過ごそう。

 

ホテルの窓ガラスに,夕日が赤く映る。

 

穏やかな波音を聴きながら。

 

ひどくちっぽけに見えるのが良い。

 

冬の海。

 

落ちたものたちを眺めたり,貝を拾ったり。焦燥から解放された夕刻は平和だ。

 

舟が帰って来た。

 

赤色が点る。

 

そろそろ日没を過ぎた頃だろう,優しい桃色を呈している。

 

かわいい。

 

鈍色の反映。

 

海景画。

 

少しずつ,ディテールが闇に滲んでゆく。

 

蒼白くなる。

 

ブルーモーメント,海岸を去る。

コンビニに軽く立ち寄ってから,夕飯処へ移動する。

 

安房小湊駅を通り過ぎる。

 

「なかむら」にて。美味だった。

 

腰古井,甘めでとても好きな味。

 

例の如く昼食を抜いているので,それぞれ1つずつ海鮮丼を食した後,さらに天丼を1つ注文して分け合った。

未明に発ち,流石に草臥れた。二人とも少しずつ気絶していた。

 

3時間半強の帰路に就いた。

途中駅で別れるも,その先で人身事故による遅延があり,帰宅までには4時間半近くを要したのだった。それでも,体力がすっからかんになるまで散策する一日というのは,実に気持ちの良いものである。5時台に出て24時に帰宅するという,日帰り散策の限界の距離まで赴く。しかもこの日に関しては18きっぷだから交通費は¥2,410のみである。色々な意味でコスパの良い遊び方だと改めて思った。

初電で発つような気合の入った遠出は,これからも出来る限り高頻度で実行に移してゆきたいと思う。

 

 

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