袋小路の朝。 2021.06.17 郡山市中町
６月17日（木）。前日は福島県内を散策。磐越東線・大越駅の南側の名も無き商店街，磐城常葉駅前，船引町，三春町，郡山の夜の街を散策。出張調査の当日朝に，ふたたび郡山の市街地を歩いている。
▼その１はこちらから。
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堂前町を出て，中町の表参道へと戻る。昨晩の逆ルートを辿る格好である。
市街地には大型のビルがゴロゴロと建っているのだが，廃墟化しているものも多い。
支那そば店の朝。
夜見てもドサクサ感が凄かったが，朝見てもやはりイメージ通り，滲み出す昭和のオーラが強烈である。
街角にて。
参道側を見る。
自然光の下では，色鮮やかに。
しかし袋小路に入ると，色は無い。
閑寂の朝。
視点を下げて，２本目の袋小路に正対する。
夜とは違った，「営業時間外」のオーラを感じる。
昨晩明るかった看板。
昨晩はディテールが黒く潰れてしまったが，朝の光の中では細部までよく見て取れる。
ハバナ，壁側のフォントが最高である。
２階部分が互いに競り出し合っている。
最奥部，廃墟化。
広範囲ではないのだが，密度・濃度が高く，お腹一杯である。
ホテルに戻る途中に看板建築を一軒撮影。これにて朝の散策を終え，仕事へと向かった。
この日の仕事は郡山と，宮城県蔵王町をハシゴするというアクロバティックな計画。移動の途中での寄り道の際にもしっかりと街並みを撮影したので，続いてはそちらを紹介しよう。
村田町，重伝建の蔵の街並みに続く。
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