梟の島

-追想の為の記録-

流山散策(2):江戸川沿い,大晦日の夕べ。

大晦日,夕月。 2022.12.31 流山

 


12月31日(土)。「大晦日の初顔合わせ」は松戸を散策。流鉄で流山へ移動し,駅を撮り,広小路・旧街道付近の街並みを散策しながら,文化財建造物を巡った。

▼その1はこちらから。

 

さて,南流山方面へ,万上通りを歩いてゆこう。

 

貨物線(万上線)の跡。いかにも鉄道というアールだ。

 

流山キッコーマンの巨大な工場。

 

工場萌えのエッセンス。

 

流山五丁目付近。

 

第一方面第一分団が随分と駅から離れたところにあるものだと,そんな疑問を抱いた記憶。

 

万上通りを南下。

 

これは珍しいと思う。

 

歯科,商店。

 

川沿いの道に出た。

さて,概ね歩きたい街は歩けたところで,日没まで江戸川の河川敷で夕陽を見送ることにした。

 

黄色い時間。

 

川面は凪いで穏やかだ。

 

黄色は少しずつ赤みを帯びてゆく。

 

長い影。

 

夕月が揚がる。

 

コントラスト。

 

ビルの向こうに陽が隠れれば,たちまち冬の枯れ草は色を失う。

 

ビルの隙間から太陽が顔を出す場所を探す。

 

ちょっと南下しすぎてしまったが,まあ良いだろう。

 

初日の出ならぬ,終日の入り。

 

隠れて行った。

 

ようやく今日が大晦日であり,年末なのだという実感が,少しずつ湧いて来た。

静かな夕刻だった。

 

川面が明るく光る,この時間が好きだ。

 

歩いて帰ろう。

 

橋梁を武蔵野線が渡る。

 

スカイツリーが見えた。

結局,南流山ではなく,三郷へと歩く事にした。

 

駅前に到着。17時前でこの薄暗さ。

 

武蔵野線の駅は,70年代の雰囲気が感じられる。

 

 

都心で夜の約束のある彼と途中駅まで同行し,最後は「固い握手」を比喩ではなく実際に交わすことで,対話に充ちた大晦日の初顔合わせは幕を閉じた。

一人になって家路に就く。確かに新年が迫って来ていた。一年への未練を残さず,感じないための方法として,大晦日に外出するというのは良いものかもしれないと思ったのだった。

 

これにて,3ヶ月弱の遅れをもって,2022年の散策の記事化が無事に終了。これでようやく,本当に2023年を生きている実感が出て来そうだ。

 

 

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